あのカミングアウトから3年。がん宣告された時あなたはどちらを選択しますか。
あのカミングアウトから3年。がん宣告された時あなたはどちらを選択しますか。

ゴールデンウィーク終盤

2023年のゴールデンウィークも明日で終わりですね。3年ぶりの行動規制の無いゴールデンウィークを皆さんはどのように過ごされましたか?

ワタスは1日だけ気の置けないメンバーでゴルフに行ったくらいで後は基本遠くに出かけることもなく平穏な休日を過ごしています。ただシゴト的には第4クオーターという今期の終盤に突入していますので諸々の準備に取りかかかっているところです。

そのためにも体調管理は何をおいても最重要。

なので今日は朝食だけにして明日の朝まで約20時間は絶食することにしました。

因みに最近の朝食メニューのお気に入りはイワシのオイルサーディンです。ニンニクを刻んでパン粉をまぶしてアルミホイールにくるんでオーブントースターで缶ごと包み焼にします。まだオイルがグツグツしている中にたたずむイワシを全粒粉のパンに挟んで食べるとこれが美味いんですよねー。

 

こんな食生活も早3年以上が経過しました。

ということは。

末期がんをカミングアウトしてから丸3年が経過したということです。

 

緊急告知から3年

告白。実はワタス、癌宣告を受けました。vol.1

肺がんステージⅣの確定診断を受けたのが2020年4月6日。

そしてこのブログでカミングアウトしたのが2020年5月1日でした。

なぜカミングアウトしようと思ったのか。

それは当時のブログで書いた通りです(下記抜粋)。

 

『少なくとも治療のためワタスの仕事のパフォーマンスは一時的に落ちざるを得ない。でもしかし、今回の「まさか」の体験を世の中に開示することで、会社に、いやむしろ保険業界や社会にとって今以上に役に立てるのではないかと思ったのです。

①末期ガン宣告の前と後で普段当たり前に「見えていた世界」はどう変わるのか。

②世界中でガンと向き合い闘病中の方々に体験に基づく有益な情報の提供と励ましを提供できるかもしれない。

③藁をもすがる末期がん患者が、シャワーのように降り注ぐ「がんに効く」「がんが治った」と謳う先進的治療、民間療法、サプリメント情報に対して何を信じどう取捨選択していけばいいのか。

④これからガンにならないために日頃から留意しておくべき予防ポイントは何なのか。

⑤本当に「まさか」の時に役に立つ生命保険、ガン保険商品はどんな商品か。

⑥ガンと宣告されたご契約者に対し、心から喜ばれる保険担当者のフォローとはどういうものなのか。

⑦もし自身や家族や恋人や大切な友人がガンになった時、その当事者にはどう声を掛けどうしてあげれば安心し、更に勇気が湧き自ら治そうとする意志を倍増させることができるのか。

等など・・ガン宣告を受け治療と向き合ったヒトにしか理解できない立場で語れることがあるのではないかと思ったのです。』

 

まだ確定診断を受けて1か月弱、抗がん剤の副作用により今まで体験したことのない苦しみの渦中でした。もちろん治るかどうかはわからない、ひょっとしたらこのまま社会から存在が消えていくかもしれないという不安の中で、少しでも自身の存在を世の中に遺しておきたいという想いからの決断でした。

振り返れば。

よく生きていたなとおもいます(笑)

5年生存率が4.8%で既に3年が経過したわけですから半分以上の方が亡くなっていても不思議ではない確率です。

カミングアウトの結果

がんは不安との闘いです。

「死」への恐怖が目前に近づいてくるのです。

ワタスも幾度となくその不安に襲われました(今も消えたわけではありません)。

そのたびに気力を奮い立たせる必要があるのです。

少なくともワタシはカミングアウトしたことにより、たくさんのヒトタチからたくさんの励ましの言葉をいただきました。自分ひとりでガンと向き合うよりもやはり家族や身近にいる大切なヒトタチにサポートして貰えたのは感謝しかありませんし、ブログを見てお見舞いやメッセージをいただいたたくさんの方々にも本当に活きる勇気をいただきました。

「気力」というものがどれだけ活きることに影響を及ぼすのかを証明することは困難かもしれませんが、少なくともワタシの体験感ではこの力は侮れないと思っています。

 

そしてもう一つは。

 

情報入手です。がん治療における重要な要素は情報選択です。巷にあふれる膨大ながん治療情報から何を取捨選択するかで生死が分かれる可能性もあるのです。もちろん最終的には自己責任ですが、少なくともワタシの場合はカミングアウトすることで情報が集まりました。人によってはすべてを主治医にお任せしてそれ以外は何もやらないし耳を傾けることもしないという方針を貫くヒトもいるでしょう。それも自己責任ですから何が良いかの判断は極めて難しいとしか言えません。

ただ、少なくともワタシの体験感では医師任せにしないで自分の納得できることをやり続けたからこそ今もこうしてブログを書けていると確信しています。

 

そしてその結果。

 

上記で書いた①~⑦のことが書籍化され、たくさんの企業からセミナーのオファーをいただくようにもなりました。

 

体験者としての使命

書籍やセミナー含めて延べにすれば1万人以上の方にワタシの体験談を聞いていただきました。今も週に数名の方たちから相談がきます。もちろんワタシは医師ではありませんから治療に対するアドバイスはできません。

ワタシが出来ることは、あくまでワタシが得た情報と実際に実践した行動、民間療法や食事療法そしてメンタルの保ち方や治療費や就業不能時に備えるリスクマネジメントの具体的方法でしょうか。

 

がん罹患者数は年間約100万人。

 

毎年100万人が罹患以降ずっと死の恐怖におびえ続けるのです。

不安と隣り合わせの人生は決して倖せとは言えません。

 

コロナは間もなく5類に変更され、死の恐怖から一線を画することになりますが、ガンがそのような分類になる日が来るのでしょうか。

医学の進歩に期待するしかありませんが、それまでの間、生きてる間にこの活かされている命が今まさにがんと向き合っている罹患者の方やそのご家族のお役に立てるならお役に立ちたいと思っています。

一昨年上梓した書籍は罹患後半年間の体験談でした。

もうそれから2年半が経過しています。

実はその後何にもなかったかというとそうではありません。

その後のドラマが結構あるのです(笑)

それ以降に取り組んだことも含めて機会があれば続編を書こうと思います(オファーがあれば・・)

 

そう言えば。

 

前回のブログ「知らんけどシリーズ・・」への期待を寄せる声をたくさんいただきました。期待されればその期待値を超えていこうと燃える(調子の乗る)タイプです。皆さん程ほどにご期待ください(笑)

 

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