メタ認知。祝辞、ファシリテーター、講演の共通点とは何か
メタ認知。祝辞、ファシリテーター、講演の共通点とは何か

近況報告

ここ1週間はかなりバタバタしておりますた。

巷はWBSで相当な盛り上がりですね。普段はあまり野球を見ないワタスですが流石にテレビに釘付けになってしまいます。そのプレイもさることながら最年長ダルビッシュの惜しみないノウハウ開示や大谷選手やたっちゃんことヌートバー選手の底抜けに明るいリアクションを見ているだけで胸が熱くなるのはワタシだけでしょうか。

そして。

すっかり春めいてきましたが花粉症の方々はさぞかし憂鬱な日々を過ごされていることと思います。ワタシもかつては結構な花粉症でしたがここ最近は随分マシになってきました。これはがん治療プロセスの中で体質が改善されたのか単に加齢によるものなのかは定かではありません。くしゃみが連発したり少し目がかゆいことはあるのですが点鼻薬すら携行する必要はなくなりました。

昨年秋ごろに勃発した深部静脈血栓症も徐々に快方に向かっております。下肢の痛みやむくみもほぼ無くなりましたので来月からはゴルフにも行けそうですので是非お誘いください。

で。

どんなことでバタバタしてたかと言いますと。

先週5日の日曜日は鎌倉にて弊社将来設計士の結婚披露宴でした。総勢参列者が160人の盛大な披露宴にて主賓あいさつをし。

8日は遠藤元金融庁長官が主宰されている官民(官僚と大手企業)勉強会のゲストに招かれて講演をし。

9日は保険乗合代理店協会の定例会にて「教育」をテーマにパネルディスカッションのファシリテーターをし(写真なし・・)、昨日10日は某保険会社にて営業社員約400名に向けての講演を行いました。

祝辞、ファシリテーター、講演と種類は異なりますが「人前で話す」ということには変わりません。

その「人前で話す」時に「この人に頼んでよかった」と依頼者から感謝されるための共通点はあるのでしょうか。

依頼者から感謝されるための共通点

そりは。

1にも2にも「事前準備」です。

そして。

「相手理解」です。

更に言えば。

「場の空気を読む」ということです。

事前準備と相手理解はほぼ一体ですね。相手(依頼者と参加者)の意図や期待値を理解したうえで、どうすれば満足してもらえるかを想像し企画立案をすることです。そのためには事前にヒアリングすることは必須といってもいいでしょう。

例えば主賓の挨拶を仰せつかったなら事前に新郎新婦にヒアリングをし、二人の人となりや歴史を理解し、どんな方たちがどれくらい参加し、どんな披露宴にしたいのかも理解したうえで、その全体イベントの中での自分の役割を果たすための企画を練るということですね。

講演も基本同様です。ただ祝辞などのスピーチよりも尺が長く、テーマも設定されていて、パワポで資料を投影したりするのでワタシにとってはこちらの方がかなりやりやすいかなと。

そういう意味ではパネルディスカッションのファシリテーターが一番難易度は高いかもしれません。パネラーの強みを理解し、参加者の受講ニーズを理解し、その参加者に気づきを促すためにはパネラーのどの部分にフォーカスして引き出していけばいいのかを組み立てながらディスカッションを進めていく必要があります。

いずれにしても。

スピーチも講演もファシリテーターも基本ライブの生ものなので。

入念な事前準備は必須ではありますが、参加者の反応を見ながら場の空気を読んで進めていくことが必要です。これは営業にも重要な共通点ですが、何が重要かといいますと。

メタ認知能力とは

「メタ認知」能力が重要なのです。

それはいったいなんじゃらほいと思ったあなたにシンプルに表現すると。

自分自身を客観的に認知する能力のことです。ワタシは第1ポジション、アナタは第2ポジション、だとするとその真ん中上部から客観的にその状況を観察するのが第3ポジション。つまりこの第3ポジションで観察分析することがメタ認知と言っていいでしょう。そのポジションで自分が能動的に行っている言動について、もう一人の自分が客観的な立場から、その言動を調整したり調和したりしながら修正していく能力がメタ認知能力ということです。

ファシリテーターの場合は、参加者が何を聞きたいか、何を知りたいかという参加者の立ち位置に常に立ちながら、パネラーの答えがその答えになっているのか、いないのか、表面的な答えで核心を突いた答えになっていなければ、更に角度を変えながら深堀りしてく必要があるのかをその場で判断して進行をしていくことが求められます。

つまり。

パネラー(第1ポジション)と参加者(第2ポジション)の間に立ったファシリテーターは第3ポジションであるメタ認知そのものだということです(ワタスはこの言葉を知る前は「幽体離脱能力」と定義していました(笑))

講演も最近はリモートが多いので、PCの向こう側にいる受講者の顔は全くわかりません。つまり場の空気が読めない中で話し続ける必要があります。ではその場合はどうすればいいのか。

そりは。

場の空気を想像しながら話すしかありませんね。ワタシの場合は極力一方的に話すのではなく、問いかけと間を多めに差し込んでいくようにしています。

「ワタシはこう思いますが皆さんはどう思われますか?」

「皆さんならその時どんな行動を選択されますか?」(その後しばらく沈黙(間)する)

もちろんワタスも完璧ではなく、後でもう少しこうしたらよかったとかああ言えばよかったとかウジウジしたりしますので日々勉強ですね。

機会があればこのメタ認知能力を高めるにはどうすればいいのかをテーマに書きたいと思います。

 

あ、今月はあと2回ファシリテーターをしますのでもしよろしければご参加くださいねー↓

 

【ご興味ある方は是非エントリーしてください】

①罹患者とそのご家族に伝えたい、治療最前線スペシャル対談
詳細はこちら → https://www.holos.jp/sp_conversation


②ホロスプランニング若手FPが下克上?目指せ、次期センター!
環境(=働く場所)が業績に与える影響について
ホロス創業者堀井と次世代FPがガチ対談!
→ 2023年3月29日(水)開催!詳細はこちら

 

将来設計士という職業にご興味あるかたはこちら→https://www.holos.jp/recruit/

保険の相談は将来設計士によるオンラインで全国から承っております→https://www.holos.jp/2020/05/15/online-service/

IT導入補助金も活用できる顧客情報管理システムにご興味ある代理店の方はこちらから→https://hoken-system.com/

ホロスグループ独自のビジネスモデル「土地バンクリース」事業にご興味のある方はこちらから→https://www.jpd-simizu.co.jp/

 

カテゴリー:保険ビジネスのブログをもっと読む