2022年もあっという間に2月に突入しましたね。我が家では例年通り節分には巻き寿司をかぶり魔除けの柊鰯を玄関に吊るして無病息災を祈りました。相変わらずメディアはオミクロン一色ですが今週はそこに石原慎太郎さん死去と北京オリンピック開幕が加わりました。
個人的には作家でもあり政治家としても活躍された石原慎太郎さんはリスペクトする人物の一人でした。なによりあの絹に衣を着せない言動と行動力で敵をなぎ倒していくようなパワーはある意味ワタスとは真逆なタイプ。ワタシときたら絹に衣を着せてその上にヒートテックを着て更にダウンジャケットを纏った上にもう一回衣をつけて天ぷらにしたくらい繊細な人間ですから?今度生まれ変わったらこんな豪気な男になりたいと思います。思わず、哀悼の意を込めて若かりしなんちゃってヨットマンの頃に読んだ「星と舵」をkindle版で購入しました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
冬季オリンピックはまだ何となくテレビに釘付けというほどではありません。中国開催という若干ネガティブな先入観があるからかもしれませんが、基本ウィンタースポーツはかつてスキー用品のバイヤーをしていたことも有り、一応プロフィールの趣味にはスキーと書いていますので徐々に盛り上がっていきたいと思います(笑)
そういえば。
そのスキー用品のバイヤー職を辞して保険業界に転職したのは今から31年前の2月でした。
当時営業経験がない中で最も厳しくて人から嫌がられる?保険営業の世界に飛び込んだのは32歳の時でした。ご多分に漏れず生命保険に興味があるわけでもなく、売りたいわけでもありませんでした。ただ、完全歩合給の世界で自分がどれほどできるのかに挑戦してみたかった、と言えばカッコよく聞こえますが、要するに安月給のサラリーマンで社会人人生を終えたくなくて、とにかく収入を上げたかったというのが本音です。まさかその業界に31年も身を置き業界団体の理事長になるなんて夢にも思いませんでした(笑)
振り返れば。
収入だけが魅力で31年続けることは難しかったと思います。ご契約時にお客様からの感謝の言葉をいただいたり、その延長で紹介をいただいたり、究極は保険金支払い時に保険金をお届けし、ご遺族の経済的安心と精神的安心をお届けすると言う使命観を体感していくことで保険営業という仕事を「志事」と捉えられるようなったからこそ続けることができたのだと思います。
更に。
8年前の2014年2月3日にワタシが代表を務める(株)ホロスホールディングスを設立し、弊社をグループ化しました。それまでは、ホロスプランニングを創業し、その子会社に教育研修会社とシステムマーケティング会社を置いていたものを純粋持ち株会社の下に並列に3社を並べることにしたのです。これは保険代理業を中核事業としながらもシナジーを発揮できる事業をグループ化し、総合生活支援業としての態勢を整える布石を打つためでした。
もし。
乗合保険代理店に特化した事業しかしていなければうちはどうなっていたのかと頭をよぎることもないわけではないのですが、3次元世界でのパラレルワールドはありませんのでこれでよかったと思っています(笑)
やはり。
企業というのは経営者がどんなVISIONを描くのかで、そこにどんな人が集まり、どんなカルチャーが根付き、どのような組織体に成長し、そしてどのように社会に貢献していくのかが決まっていくのではないでしょうか。
実は。
「ホロスって元は保険代理店から始まった会社らしいよ。」
と言われるような事業体にしたいと思って起業しました。その想いのまま、今は教育&マーケティング事業や土地サブリース事業にも進出をしていますし、他の事業領域も既に検討をしていますが、それでも中核事業は保険代理業に変わりありません。
創業当時にワタシが社内外でプレゼンした資料では、
「規模」、「質」、「おもろさ」の3つでNO1を目指すと記し、
相乗効果ネットワーク型の「ロジック(論理)を超えたマジック(不思議)の世界」を実現しようと描きました。
それから既に20年以上が経過し、思い描いた組織になったのかと言われればまだまだ道半ばとしか言いようがありません。弊社より規模の大きい代理店はそれなりにありますし、質の高さもおもろさも定量的には判断できません。ですが、少なくとも「どこにでもあるありきたりの保険代理店」にはなっていないという自負はあります。
つまり。
想い描かなければ、そこに近づいてもいかないということです。
これから先も質を伴わない規模を追求するつもりはありませんし、規模や質を追求するあまりおもろさを失う代理店にもしたくありません。ワタシがどこまで現役の経営者でいられるかはわかりませんが、このVISIONはできることなら次世代にも引き継いで欲しいところです。
創業当時は保険ショップもネット生保もまだありませんでした。生命保険の営業は歩合制訪問販売しかなかった時代です。それが今では多岐に渡る業態が生まれ、保険業法も改正され、まさに生き残りをかけた戦国時代の様相を呈しています。
それでも規模、質、おもろさの3つは不変の目標であり、敢えてこれを一言で表現すると、
「日本で一番美しい保険代理店」を目指す、と言えるのではないかと思うのです。
「美しさ」とは、クリーン(綺麗)、調和がとれていて心地よい、人の心や態度が好ましい、というイメージであり、美意識でしょうか。これからの経営者には美意識が不可欠です。それは、
①社員や取引先の心を掴み、ワクワクさせるようなVISIONの美意識
②道徳や倫理に基づき、自分たちの行動を律するような行動規範の美意識
③自社の強みや弱みに整合する、合理的で効果的な経営戦略の美意識
④顧客を魅了するコミュニケーションやプロダクト等の表現の美意識
です。
要するに。
論理や理性を突き詰める先にはスピードとコストの消耗戦にしかならず、顧客や社員の心を動かすには大脳辺縁系を揺さぶるアートな領域こそがこれからの(実は昔から)差別化になるからです。
よってホロスグループの中核事業である保険代理業は。
目指すVISIONがアーティスティックで心が躍る、
「日本で一番美しい保険代理店」を目指し続けたいと思います(え?心躍らない?)
記念月に祈念して(え?オチもおもしろくない・・)
*参考文献:世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか 経営におけるアートとサイエンス 山口周著)
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