2019年イントロ小説風新年のご挨拶。初夢の叶え方教えます。
2019年イントロ小説風新年のご挨拶。初夢の叶え方教えます。

初夢

『2020年夏。満を持して開催された東京オリンピックでは日本勢が大活躍し、過去最高のメダル数を獲得。既にグローバル化とか多様性と言う言葉は当たり前になったとはいえ、それでも世界的には体力に劣る日本人が世界のトップアスリートたちを抑えて次々とメダルを獲得するその雄姿に、日本人としての誇りやロイヤリティを感じずにはいれなかった。

「よし、次は俺たちが表彰台に上がる、いや鐘を鳴らす番だ。」

それから半年後、その宣言通りに圭太が率いてきた会社は東証マザーズに上場を果たした。

圭太が会社を起業してから20年の歳月が経っていた。決して順風満帆とは言い難い20年だった。急成長した創業期。一転、内部分裂での組織崩壊の危機。数年かけて立ち直り、ようやく成長期に入った矢先に起こった委託型募集人の適正化。そして保険業法改正、FD宣言、手数料開示と矢継ぎ早に大転換の荒波が業界を襲い、更にはインシュアテックの台頭によるディスラプション(破壊的創造)が業界を根底から変えようとしていた。

それでも、上場は起業してから果たしたかった目標だった。上場は創業経営者のお金や名誉、我欲を満たす手段と捉える人もいる。上場の目的を社会貢献や顧客貢献という大義名分で化粧を施し、我欲と言う素顔を隠してアピールする人もいる。もちろん高邁な理念やビジョンを掲げ、その想いを原動力として実現する人もいる。圭太にも様々な葛藤が無かったと言えば嘘になる。けれど圭太はもはや乗りや勢いで一攫千金を得ようとする若き経営者でも無く、とは言え大義名分だけを熱く語って周囲を巻き込むしたたかさの持ち合わせも無かった。

「厳しいフルコミッション(完全歩合)の保険営業マンとして顧客貢献するボヘミアン(異能集団)たちが今まで以上に活躍できる組織体を創りたい。」

それが圭太が20年前に起業した当時からの一環した想いだった。そしてもう一つ、起業したからには、

「日本国内の企業数約385万社中、上場企業数は3655社、その比率はわずか0.9%。1万社に1社も無い。起業したからには、経営者になったからには、損得ではなく、経営者のロマンとして社員と一丸になってその0.9%に入るという体験をしてみたい。そんな達成感を味わいたい。」

こんな自分勝手な想いが原点だった。そして上場を、そんなボヘミアン(変人)集団でも社会や一般消費者から認められ、支持されるパブリックカンパニーになれるんだという証(あかし)としたかったのだ。

そんな積年の想いがようやく叶った2021年春。圭太はもう62歳になっていた。』

願望を叶える妖しい話

2019年。今年は結構シュールな初夢から始まりました。今からおよそ2年先の妄想です(笑)東京オリンピック閉幕後の日本経済はどのようになっているのでしょうか。様々な説はありますが、微力ながら日本経済発展に貢献したいと思っています。

ところで、昔から夢や願望は「過去完了形+感謝付き」(〇〇を達成しました。ありがとうございます)で現実になると言われています(え?知らない?)あちらの世界?では未来や過去という時間軸の概念が無く、既に実現したイメージ(過去完了形)を強烈に持つとそれが現実世界で実現するのです(知らんけど・・)

妖しい話はこれくらいにして・・

鮮明なビジョンが世の中を変える

いつの世も「若者」「よそ者」「馬鹿者」が世の中を変えると言われてきました。私は32歳、今から28年前に某カタカナ系生保S生命のフルコミッションセールスに転職をしました。当時のS生命は業界経験者とGNP(義理人情プレゼント)セールスを否定、業界未経験の大卒男性に採用を限定し、コンサルティングセールスによるオーダーメイド設計というコンセプトで業界に新風を吹き込みました。若者かどうかは別にして、まさに当時のS生命は業界未経験者しか採用しない「よそ者軍団」であり、誰に相談しても「友達無くすからやめとけ」と反対されるのを押し切って転職を決断した「馬鹿者軍団」。私もその一人でした。今以上に保険営業の風当たりが強い時代です。友人知人から幾度も無下に断られることは当たり前。心が折れて退職していく者もそれ相応にいた時代です(もちろん今もいます)。その当時、私たちが心に秘め、目標にしていたことがあります。それは、いつか世間から、

「え?S生命って元々は電気の会社だったの?そう言われるくらい親会社を超えた存在になろう!」

が合言葉だったのです。残念ながら合言葉通りにはなりませんでしたが、それでもよそ者かつ馬鹿者で組織されたライフプランナーという存在は業界に新風を巻き起こし、確実に保険営業の在り方を変革したといえるでしょう。

その後私は42歳で退職し、起業しました。もちろん乗合代理店として起業しましたが当初より保険代理業のみで組織を成長させていくつもりはありませんでした。参画してきた保険募集人を異能集団と位置づけ、彼らが更に活躍できるステージを創りたかったのです。起業家精神と卓越したコミュニケーションスキルを併せ持ち、志高く、もっと顧客貢献をしたいと思って独立してきた社員が活躍できるプラットホームを創りたかったのです。私は、設立当初からそんなメンバーに対して、

「ホロスって最初は保険代理店から始まった会社なんだって?そう言われる会社にしよう。」

と事あるごとに言っていたのです。今、SJNK損保の櫻田社長が「損保ジャパングループって昔は保険会社だったらしいね、と言われるようになろう」と言う意味のメッセージをメディアで発言され、保険会社からテーマパークに業態変換をされようとして注目されています。

対抗するようですが、実は私は既に15年以上前から同様の発信をしていたのですよ(笑)

事実、ホロスホールディングスは傘下に保険代理業を含め教育研修、システムマーケティング、土地バンクリースと4つの事業を展開しています。弊社の企業理念は「個人や企業にあんしんで豊かな生活と夢の実現をし続けます」ですが、保険はあんしんと豊かな生活を提供するための1アイテムに過ぎず、目指すのは総合生活支援業として上場することです(昨年からM&A仲介業にも進出しましたが、これも企業経営者や社員にあんしんを提供する手段の一つです)

まとめ

さて、弊社が2年後に上場できるかどうかは気合と努力と運次第(笑)ただ、私含めて社員一人一人が傍観者ではなく、主体的にその目標を意識し、それぞれの立場で何ができ、どれだけ成長できるかにかかっていることは確かです。

ということで、年初に際し、これから弊社も私も成長していくために何が大事なのかを、自分なりに整理、抜粋してみました。

・「経営者はストーリーテラー(語りべ)であれ。」

自らの言葉で物語を語り、周囲を共振させながらその輪をどんどん広げていくのが経営者の仕事。部下やステークホルダーの知的好奇心を刺激し、ワクワクさせることで社員のロイヤルティが上がり、ブランドが出来上がる。

・「ヒトビジネスはエンタメとソリューションしか残らない。

ライブに勝るエンタメ無し。まずは自分がワクワクし、そのワクワクを社員から顧客に伝染させること。そしてカウンセリングスキルとコンサルティングスキルを磨き上げ、行動変容を促せる存在になること。AI、ロボットに仕事を奪われていく時代に突入するが、それでもネットからのリコメンデーションで行動変容する人はまだ少ない。

「企業の目的は顧客本位の追求と社員幸福の実現。」目的とはゴールではなく進むべき方向性であり目標は測定可能な距離のこと。上場という目標はその目的に早く到達するための手段。そもそも経営とは関わるすべてのヒトを倖せにする仕組み作りである。

・「遊ぶ、傍楽(はたらく)、学ぶを一体化する。」一体化のバロメーターは常に場に「笑い」があるかどうか。時間、空間、仲間という「間」が笑いに包まれている環境こそが最も人がパフォーマンスを発揮できる環境。常に「間」をプロデュースしよう。

・「ヒトは自責とアウトプットでしか成長しない。」他責は成長を止める思考習慣であり、いくらインプットを重ねても行動しなければ何も生まれない。自責を感じさせられない上司は部下の成長機会を奪っていると認識せよ。年に100冊本を読んだと自慢するより1回の行動で失敗した方が数倍価値がある。部下に行動変容させることが上司の仕事。部下を成長させることで上司も成長する。「It’s a piece of cake! 俺たち、ちょっと本気だしたら上場できちゃったよ。」て感じを目指そう(笑)

2019年もホロスグループは、全ての人に安心で豊かな生活と夢の実現を支援するトータルライフサポートカンパニーを目指してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

プロジェクトボヘミアンに参画したい方はこちらからはら→https://www.holos.jp/employ/

堀井計の午睡→http://www.holos.jp/holostyle/?t=1397

 

 

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