命の重さ。オミクロンより怖れたいものにもっと本気で向き合おう
命の重さ。オミクロンより怖れたいものにもっと本気で向き合おう

蔓防再び

巷ではオミクロンが猛威を奮い地域によっては既にマンボウが発令されています。感染率が高い分感染者が急増しているわけですが、重症化率は低く、先日オミクロンによる死亡者がでたと報道された方の年齢は91歳でした・・・厚労省のデータを検索してもコロナによる死亡者数は激減しています。

オミクロン株のみの死亡率がなぜか公開されていませんが、コロナ全体の累計罹患者数は183万人、死亡者数は18423人。

年齢別にみると死亡者は高齢者にかなり偏っていることがわかります。

特に死亡者の78%が70代以上の高齢者で、70代以上で約143万人が罹患して概算約14400人が死亡されており、罹患すると100人に1人が高齢者は亡くなる可能性があるということになります(こう見ると高齢者は結構怖いかも・・)

グラフ 日本の人口と世帯 2021年の人口ピラミット

また、人口比率で見ると、70代以降の高齢者人口は約2700万人ですから、人口比率での死亡率は死亡者約14400人として0.53%、200人に1人がコロナで亡くなっているということになります。そういう意味ではやはり高齢者は気を付けたい病気であることは間違いありません。

反面、最も多い20代の罹患者数約44万人に対して20代の死亡者数は26人ですから0.005%、2万人に1人が亡くなっているという計算になりますので若年層の死亡確率はかなり低く、個人的には5歳からのワクチン接種には反対です。

いずれにせよ、新型ウィルスが人類に少なからず影響することは今後も続くことが予想されますのでウィズコロナの時代をどう生き、どう活きるかは重要課題であることは間違いありません。

ですが。

それよりも深刻な課題があると思っていることがあります。

それは。

日本におけるガン事情です。

ウィズキャンサーの時代

直近のがん死亡者数は、2019年376392人、2020年378385人。

2021年の死亡予測値は378500人。罹患者予測は1009800人ですから死亡率は約37.5%となります。

コロナに対応して2年間で見るとガンの死亡者数は754777人とコロナの約41倍の死亡者数。

罹患者数はコロナ183万人に対してガン罹患者数は約200万人(2年間)と拮抗している感じですのでやはりその死亡率は桁違いとしか言いようがありません。

もちろん国も何もしていないわけではなく、2006年にがん対策基本法が成立し、がん対策が推進されています。

がん対策基本法

がん対策推進基本計画

国は対策としてがん検診の受診率を上げ早期発見を促すことや放射線、化学療法の推進が掲げられていますが、その成果はしっかりと国民にフィードバックされているのでしょうか。施行されて既に15年が経過していますが死亡者数は上昇し続けています(年齢調整をすると減っているというデータもありますが)。

なぜ、日本のがん死亡者数はどんどん増えているのか?(大須賀覚) - 個人 - Yahoo!ニュース

個人的にはコロナよりももっともっとこの現実を直視し、ガンに罹患しないために、ガンで死亡しないようにするにはどうすればいいのかをもっと総合的に判断し、実際治癒したヒトタチが実践したことなどを検証して公開するとかをしたらいいと思うんですよね(ほとんどの大学病院の医師は標準治療以外を全否定されます)。また、コロナウィルスは外部からの侵入により急に発症しますが、ガンは日々発症したものが免疫細胞により退治されながらも10年かけて発見されるくらいまでになると言われています。これは長期間に渡るいわば生活習慣病ですから、若いうちから留意しておく必要があるのです。

命の重さ

相変わらず前置きが長くなりましたが。

今週はガン罹患者やそのご家族からの相談が5件ありました。すべて書籍を読まれた方やワタシの講演を聞かれた方からです。

今までのご相談でも上場企業の社長から一般企業にお勤めの方、主婦の方まで様々ですがご相談中に泣かれる方もいらっしゃり、つくづく助かりたいと思う気持ちやご家族が助かってほしいという気持ちはみな同じだと痛感します。

命の重さは職業や収入や年齢性別に関係なく皆同じですね。

ワタシは医師でもなく、相談者と同じガンサバイバーですが、取りあえずは医師任せにせず様々な取り組みにより現時点で元氣に生きているという経験談を話すことで、罹患者やご家族が励まされ、治ろうとするモチベーションが上がる方々がいらっしゃいます。もちろん感謝もしていただくわけですが、はっきり言って感謝されるのはおこがましいと思っています。むしろワタシこそ感謝したいくらいです。

ワタシより後にガンになられて既に亡くなった方もいらっしゃいます。そんな訃報を聞くにつけ今こうして生きていることだけでも儲けもんという気になるのです。

今があるのはもちろん自分の努力も多少はあると思いますが、家族や友人や仲間や会社の社員たちに励まされ、祈られてこそと思っていますし、恐らくご先祖さまや守護霊さまのお陰もあるでしょう。そういう意味ではワタシがご相談に乗ることは、いただいた御恩の「恩送り」であり、こちらが感謝してお話を聞かせていただくというスタンスに自然になっている自分がいるのです。

がん罹患者とそのご家族へ

なんて偉そうに言ってますが、ワタシ自身も常に不安と向き合っているがんサバイバーです。この不安は死ぬまで消えることはないのかもしれません。

今健康な方もガン罹患者の方もそんな不安を持たないために取り組むべきことは何かというと。

1.キャンサーリテラシー(ガンに対する知識)を高めること

医師の言うことを鵜呑みにせず自分で納得のいく治療法を学び実践すること。

2.ストレスを溜めない

ここでいうストレスは心身物理的ストレス全般です。精神的ストレスだけでなく肉体的ストレス、これはストレス解消のために暴飲暴食すると消化器官にストレスが溜まりますし、農薬や電磁波や放射線などの物理的ストレスも含めてすべてストレスです。若かりし頃は少々のストレスも元気な免疫細胞さんのお陰でなんとか凌いでこれましたが、高齢化と共に細胞も高齢化し力が弱まるのです。

3.できるだけ上機嫌でいる

要するに2の反対ですが、常に笑っていることで免疫細胞が活性化しますし、ヒトが応援してくれます(運を引き寄せる)。

4.保険を自身のリスクに応じたものかを本気で見直す(保険金により助かる人もいる)。

ワタシはプロの保険屋でありながら長期間見直しをせず放置していたガン保険があります。その保険からは今回1円も出ませんでした(入院手術をしていない)。正直今のがん医療保険は日進月歩です。もし、今時の新しい商品に見直していたら、1千万円くらいでていました。

他にもたくさんありますが、ざっくりまとめるとこんな感じでしょうか。

詳しくは書籍を購入いただくか、何なら直接ご相談ください(笑)

最後に。

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