毎朝歩いている河原の土手にも家の庭にも咲き出してくれた水仙の花。
いつからか僕は花が大好きになりました。
花の中でも僕が特に好きなのは良い香りがする花です。
庭に咲いてくれているジャスミンや薔薇、そして水仙。
因みに水仙は必ずトイレに活けることにしています。
トイレの扉を開けると水仙の香りがフヮ~と充満しています。
便座に腰を下ろしてう〇ちがドヴァーと出ます。
このフヮ~とドヴァーの連続技で、
「ああ~、倖せやな~」
と感じるのです(笑)
あ、僕が花が好きになった理由は。
ただ綺麗だから好きという理由だけでなく、花は切っても抜いても死なずにまた生えてくる、その生命力の強さに惹かれているからかもしれません。
そして。
末期がんの自分と生命力の強い草花を重ね合わせているのかもしれません。
がん罹患者の皆さん。
ジャスミンのように、薔薇のように、水仙のように、切っても抜いてもまた生えてきて香りを放つのです(笑)
ところで。
前回のブログでがん保険不要論に反論しましたところ、結構な反響を呼びました。
そして今もう一人著名な経済評論家「森永卓郎」さんがすい臓がんステージⅣを公表され、その闘病内容がメディアで取り上げられています。
記事によると森永さんも当初がん保険不要論者でした。
森永卓郎氏、すい臓がん闘病で気づいた「保険がなくてもなんとかなる」 医療費は公的補助でカバー、生命保険は「60歳を過ぎたら不要」↓
https://www.moneypost.jp/1106259
概要は。
森永氏は、闘病がきっかけで「保険がなくてもなんとかなる」との結論に行き着いた。
「もともと医療保険にはいっさい入っていませんでした。がんの治療でも、手術、放射線治療、抗がん剤治療(薬物療法)といった標準治療の範囲内であれば、医療費のほとんどが高額療養費制度など公的補助でカバーされるからです。人それぞれ考え方はありますが、僕は全額自己負担の差額ベッド代がかかる個室に入りたいとも思わないし、数千万円かかるような先進医療を受けるつもりもありません。公的保険や医療補助で賄える範囲の治療で、病と闘っていきます」と。
「がんに限らず、医療費の大半は公的保険や公的補助でカバーできます。歳をとって『なんとなく不安だから』と保障をむやみに増やすと、保険料が家計を圧迫します。いざという時のために備えたつもりが、老後破産の引き金になるようでは本末転倒です」と。
保障額を考えても、保険料を払い続けるのは得策ではなく、その他の使い途にも回せる可能性のある貯金で備えるほうが望ましいという考え方の元。
「一般的な掛け捨ての保険で受け取れる保険金は、入院保障が1日5000〜1万円程度、手術給付金が20万円程度、がん保険で一時金が出たとしても100万円ほどでしょう。逆に言えば、大半の病気の治療、入院、手術は、100万〜200万円の貯蓄があれば十分に賄えることになります」「保険に頼らずとも、病と闘うことはできる」と結ばれています。
因みに上記の記事は今年の1月27日です。
「やっぱり森永さんもがん保険不要論なのか・・」
と思っていたのですが、それがわずか2日後の1月29日のネットニュースでは↓
ステージ4すい臓がん公表の森永卓郎さん「致命的なミス」を告白…「深く考えてなかったんですけど、大きな反省」
https://news.yahoo.co.jp/articles/823fdd39aaaa667c7389f1822ad65f0f6d26d028
その概要は。
「標準治療以外の自由診療の治療もやっているので、結構お金がかかるんですよ。この1か月ちょっとで300万円以上かかってるんですね。このままずっと続けると年間3000万円くらいかかっちゃうんで大丈夫かなって正直あるんですけど、いけるとこまではいくぞって感じですね」
と、2日前の記事では「数千万円かかるような先進医療を受けるつもりもありません。公的保険や医療補助で賄える範囲の治療で、病と闘っていきます」と書かれていたのが一転し、高額な自由診療をされていることを公表されています。
これはあくまでワタシの推測ですが、ステージⅣは死と隣り合わせです。その中で生きるために心が揺れ動いても何の不思議もありません。当初は標準治療だけを考えていたものが生きるために自由診療に舵を切られたのかもしれません。
そして失敗談として、
「実は致命的なミスをしていことに気づいてですね」とし、
「実はがん保険に入っていたんですけど、私の会社で入ってたんですよ。がんになったとき、給付金が会社にいっちゃうんです。でも治療費は私が払わなくちゃいけないので。当時加入したときは深く考えてなかったんですけど、そこは大きな反省ですね。会社に金入ってもしょうがないんですよ」
「がん保険は自分で入りましょう」
と明かされています。
こちらは確かに一般的には法人契約であれば給付金の受取は法人である場合が多く、その場合ダイレクトで個人(被保険者)が受け取ることはできません(あらかじめ受取人を被保険者に設定できる保険会社もありますがその場合は給与扱い)。確かにもし個人で加入されていればその給付金は非課税で受け取れますので、基本医療保険やがん保険は治療費の補填という目的であれば個人で加入されておくことがセオリーと言えます。
ただ、法人契約にも目的次第では充分意味はあります。
①会社として見舞金名目で支払うことができる(損金算入枠有)。
②売上げ減少に伴う遺失利益の補填や代替え人員の人件費補填として給付金を活用できる。
③また、当初法人契約でも確定診断前であれば契約者を個人に変更できる保険会社もあります。
④高額な治療費をねん出するためにどうしても資金が必要なら法人に支払われた給付金を一時的には個人が借入し、翌期の役員報酬を上げて分割で返済していくという方法もとれるでしょう。
森永氏は会社で医療費を払うと横領になると言われていますが、適切な処理をすれば出せる方法はそれなりにあるのです。
あくまで記事での公表レベルの変遷をまとめますと。
保険に頼らずともがんと闘える→標準治療以外の自由診療の治療もやっているので、結構お金がかかる(1か月以上で300万円)→法人契約では個人の治療費は受け取れないのでがん保険は自分(個人)で入りましょう。
と書かれていますので、これらを連続で読まれている方は、
「ステージⅣの場合、生きるためには高額であるけれど自由診療という選択肢も視野に入れといた方がいいかもしれない」
とか。
「やっぱりがん保険は必要で、もし入るなら個人で入らなければいけない」
と思われる方がいるのではないでしょうか。
もしワタシが相談されればどう答えるかと言いますと。
「本人の価値観とそれに伴うニーズ次第です。」
としか言いようがありません。
森永さんも前回の大江さん、山崎さん、ワタシ含め、あくまでがん罹患者それぞれの価値観に基づいた一意見であり、すべてのヒトに当てはまるような答えでは無いのです。
がん保険はがんにならなければ保険料は無駄になるかもしれませんし(貯蓄型もありますが)、がんに罹患したときにどんな治療を望むか次第でかかる費用は変わります。
「じゃーどうすればいいのか」
将来どうなるかわからない中でどう考えたらいいのかわからないのが本音かもしれません。著名人の方々が勇気を持って持論を展開され、メディアで公表されていますので、少しでも将来の不安を安心に変えるために、もしがんになった時に自分はどう対処し、そのために今からどんな準備をしておく必要があるのかを真剣に考えるきっかけにされればいいのではないでしょうか。
もし一人で結論が出せない方は。
是非当社の将来設計士にご相談ください(笑)
①将来がんに罹患することが不安ですか?
②もし罹患したときには標準治療のみに頼りますか?それともそれ以外の治療も検討されますか?
③治療費以外に収入減少の可能性や売上減少に伴う借入金返済やその他の支出が想定されますか?
④それに伴い家族や社員にも経済的影響が出る可能性はありますか?
しっかりとお客様に向き合い、個々の価値観に基づいて最適なご提案をさせていただきます。
最後に。
森永拓郎さんの寛解を心より応援しております。
チョレイッ!!(最後は意味不明・・)
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