4月6日。記念日は感謝と使命を胸に刻む日。
4月6日。記念日は感謝と使命を胸に刻む日。

生涯忘れられない記念日

並木道や川面が桜の花びらでピンクに染まる春の週末。

皆さんはいかがお過ごしですか?お元気ですか?お花見には行かれました?コロナにはかかっていませんか?大切な人と大切な時間を過ごしていますか?本当にやりたいことは見つかりましたか?1日1日を丁寧に活きていますか?

ところで。

4月6日はワタシの忘れられない記念日でした。

え?なんの記念日かって?

そりは。

肺がんステージⅣの確定診断を下された末期ガン宣告記念日です(笑)

あの衝撃から早や2年が経過しました。

(2年前の確定診断宣告直前の頃)

 

なぜか・・

 

生きてます(笑)

2年前との違い

体調的に2年前以前の元気な頃と比べてどうかと言いますと。

むしろ良くなっているような気もします。

体感的には。

「コレステロール値が下がった。朝起きた時の肩が詰まった慢性肩こり状態が無くなった。ずっと右腕が痺れたような感覚があったのが無くなった。無呼吸症候群的ないびきが無くなった。体重で約2キロ、体脂肪率で約2%落ちた。」

くらいでしょうか。

これは恐らく生活習慣を変えたことが要因ではないかと推察されます。習慣を変えるには、新しい習慣を上書きすることだと言われていますが、命がかかればまずあかんと思われることから止めることが先決です(笑)

ガンを契機に大好きなスイーツやラーメンも止め、動物性タンパク質も控え、乳製品はまったく口にせず、元々弱かったお酒も完全に止めました。10年近く続けていた加圧トレーニングのような激しい系の運動も止めました。仕事や読書で夜遅くまで起きているのも止めました。

未だに朝のウォーキングからの瞑想や手作りの人参ジュースやオーガニック野菜中心の食生活は継続していますし、早寝早起きも継続しています(23時を過ぎてしまうとかなり罪の意識を感じる程度ですが・・)。それでもまだまだ安心するにはほど遠いという心境ですね。なんてったって5年生存率4.8%ですから(笑)

「そんな生活してておまえは人生楽しいのか?」

と自問自答することが無いわけではありません。

「もうえーか・・」

と思うことも間々あるのも事実です。でもこの体験を活かすことが使命のような気もしていますし、なんとか5年後(あと3年)の4.8%の中に元氣な状態で入っていたいという欲もあるのです(笑)

精神的には。

1日1日を以前より丁寧に活きるようになりました。仕事量は極端に減っている訳ではありませんが、リモートワークを活用することで時間の効率化ははかれるようになり自宅比率が上がりました。出張頻度も極端に減っています。以前はほぼ毎週東京出張で1~2泊が当たり前でしたし、ひどい時は1週間に東京を3往復するなんていうアホみたいなスケジュールがあったりしましたが、今では2週間に1回程度で基本日帰りです。極力食事運動睡眠のルーチンを乱さないように配慮しています。

今のワタシの状態はいわゆる「寛解」(根本的な治癒には至らないものの、病勢が進行せずに安定している状態)と言えるのかもしれませんが、いつ増殖に転じるかはわかりません(病院の主治医には毎回脅されその度にモチベーションが下がります)ので、まだしばらくは大好きなラーメンを外で食べることは無いでしょう。これは恐らくヘビースモーカーが禁煙をしている感覚とか、麻薬中毒者が吸うのを我慢しているのと同じ心境なのでしょうね(笑)

治療体験での疑問

健康に関する関心やガンに対する知識は以前にも増して学ぶようになりました。もちろん自分の為ですが、出版以降は相談されるシーンも増えてきていて、自身の体験プラスαの情報も必要性を感じたり、やはり保険という仕事柄、健康で長生きすることに役に立つことがミッションじゃないかという想いが強くなっているからかもしれません。ただ、ワタシが基本実践しているものは医学的な標準治療の領域だけではなく、あくまで補完代替医療や統合医療、自然療法というジャンルです。医療先進国のアメリカは1990年頃からがん死亡者数は減少に転じていますが、日本は増え続けているという「差」がどこにあるのかを紐解く鍵としてこれらの治療法があると思うのです(高齢化率の差だけでは説明できない)。

そもそも「代替医療」とは、標準治療(あるいは保険診療)ではない医療全般をいいます。「統合医療」とは、標準治療やそのほかの西洋医学に代替医療を組み合わせて、病気の治癒や延命、生活の質(QOL)の向上をめざす医療です。

日本の総合病院では、これらの治療には基本ネガティブな姿勢を崩しません。ワタシも当初主治医に相談しようとしたら、漢方、サプリどころかネット検索すら否定されました(笑)でも日本はがん死亡者は増え続けアメリカは減り続けているのですよ。

『因みに、アメリカ国立衛生研究所では、1992年に「代替医療局」(OAM)が設立されています。代替医療局は1998年に「国立補完代替医療センター」(NCCAM)という新しい組織になり、現在は、「国立補完統合衛生センター」(NCCIH)という名称に変わっています。アメリカはこのセンターに、毎年1億3000万~2億ドル(約140億~200億円)の国家予算をつけているのです(1ドル=109円(2022年4月22日現在))。  全米ナンバーワンと評されているがん専門医療施設「MDアンダーソンがんセンター」や「スローン・ケタリング記念がんセンター」「ジョンズ・ホプキンズ病院」でも統合医療が行われています。医師が鍼灸師やマッサージ師、瞑想インストラクター、ヨガインストラクターといった人たちとチームを組んで治療をしているのです。

ですが、日本の医大で代替医療について学ぶ機会はほとんどないとのこと。アメリカでは125の医学校のうち82校で代替医療の講義があるといいます。  また、アメリカには「医療へのアクセス法(Access to Medical Treatment Act : AMTA1997)」という法律があります。このアクセス法は1997年に制定されました。この法により、医師は標準治療による治療法がなくなったあとも、患者さんの希望に応じて、代替医療を含む最善の治療を紹介することが義務づけられています。法律で義務づけられているわけですから、医師も代替医療の勉強を懸命にします。

標準治療では手立てはないので、あとは緩和ケアをしましょう」「代替医療なんてエセ医療ですよ。やるだけ無駄です」  このような振る舞いは、患者さんが治療を望む限りアメリカでは決して許されないのです。アメリカでは免疫療法の研究も盛んに行われています。このように代替医療、統合医療に力を入れた結果が、先のがん死亡率の減少の大きな要因と考えられます。

元厚生労働大臣の坂口力先生も、「アメリカでがんの死亡率が下がったのは、代替医療や免疫療法、遺伝子療法などに取り組むようになったからといわれている」と指摘されています。また、アメリカとは対照的にがん死亡率が増えている日本の医療の現状について、「治療方法に問題はないか、疑問に思っている」と語っています。』(希望のがん治療 萬憲彰著 発行ワニ・プラス社より抜粋)

そもそもアメリカは日本のような皆保険制度ではありませんので標準治療でもそれなりのお金がかかりますから、日本のように安い保険制度に頼り切るという発想がないのも背景にあるのではないでしょうか。

保険によるリスクマネジメントの必要性

日本では補完代替医療にせよ統合医療にせよ、自然療法にせよそれなりの出費を覚悟しなければいけません。ワタシはそれなりの蓄えと診断一時金がでる保険のお陰で様々な取り組みをしてきました(現在進行形)が、もちろんそんな方ばかりではないのが現状です。

事実、ワタシに相談に来られる方でも経済的な理由で自分がチャレンジしたいことが制限されてしまう方が結構いらっしゃいます。残念ながら一度ガンに罹患してしまうとガン保険に入ることはほぼ不可能ですから、今ある手持ち資金の範囲で取り組まざるを得ません。

そういう意味では、今まだ健康な方は是非ガン診断一時金の出る保険に加入されることを強く勧めます。命の価値はお金に変えられないという考え方も否定はしませんが、お金で買える命もあるというのが現実です。

未だに保険不要論を語るジャーナリストは、高額医療制度があるので過分な保障は不要だと説きますが、それはあくまでガン治療も保険の効く範囲のみで良いと思う人のみの判断です。現実には罹患された時に生きる選択肢に補完代替医療や統合医療を望まれたり、個人事業主や経営者で就業不能時の売上減などを想定すればその限りではないのは言うまでもありません。

要するに、保障の必要性は個々の置かれている状況やニーズ、価値観により個々に導き出すことが王道で一般論的な見解で保険を否定する方が顧客の判断を歪めることになると思うのですがいかがでしょうか。

記念日は感謝と使命を胸に刻む日

一般的な記念日とは誕生日とか結婚記念日とか終戦記念日とかでしょうか。そもそも記念日を設ける意味は何なのでしょうか。

敢えて意味づけするとすれば、その日を忘れないため。

誕生日で言えば、親への感謝と自身がなぜこの世に生を受けたのかという使命を再認識する日ということでしょうか。終戦記念日は国を守るために戦ってくれた兵士に感謝し、2度と過ちを犯さず、亡くなった人の分まで活きていこうという思いを胸に刻む日ということでしょうか。

そういう意味では、ワタシの4月6日という末期ガン宣告記念日は。

ワタシを励まし、支えてくれた家族や仲間に感謝し、末期がんになっても元気で活き活き生きる生き様でたくさんのがん患者やその家族の希望となり、保険の大切さを啓蒙していくことがワタシの使命なんだと胸に刻む日ということになります。

できることなら。

あと18回くらいは記念日を数えたいと思います(笑)

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