2冊目の出版。この本が誰かの恩本になりますように。
2冊目の出版。この本が誰かの恩本になりますように。

明るい未来までもう一息

日本列島に雨が降り注ぎ各地で被害が勃発しています。コロナも感染者が収まる気配は微塵もなく緊急事態宣言が延長されました。東京オリンピック閉会後のニュースはどちらかの話題に終始していてあまり明るい話題が見当たりませんね。

どちらも早く収まることを祈るばかりです。

もちろん楽観視はできませんが、こと新型コロナに関しては新規陽性者(灰色の折れ線グラフ)の急増に対して新規死亡者数(青色の折れ線グラフ)は漸減しています。感染拡大時に陽性者数及び死亡者数がピークに達する時期には若干(2-3週間)のずれがあり、今までは新規陽性者数が増加傾向にある際には新規死亡者数も増加していましたが直近の感染拡大では新規陽性者が増加しているのに対して新規死亡者は減少するという乖離が生じています。

~新型コロナウイルス感染症対策本部8月5日の資料から抜粋~

これはすなわち。

致死率は日に日に縮小しているということです。

これはどういうことかというと。

ウィルスのヒトに対する「感染力は増強」した一方で「毒性は低下」した可能性があるということを示唆しているのですよ(多分・・)。

その理由は2つ。

1つはウィルスが変異を繰り返しながらヒトに対して適応してきたこと(共生現象:ヒトと長期共存するために感染しやすくなりつつ重症化しにくくなる)。

もう1つはワクチン接種により重症化しやすい世代(65歳以上)の免疫防御力が増強し同世代の感染や重症化が抑止されたこと。

特に、元々ヒトは健康なヒトでもたくさんのウィルスや常在菌と共生して生きているわけですからそろそろお互いが折り合ってもいい頃なのではないでしょうか。

皆さんもう一息のところまで来ていますので明るい未来に期待しようではありませんか(オーッ!)

 

ところで。

いよいよ今週末くらいに拙著「告白。実はワタス、ガン宣告を受けました」が発売されます。

出版の威力

生涯で2冊目となります。1冊目は営業ハウツー本「そろそろしゃべるのをおやめなさい」でした。

こうして並べてみれば見ればどちらも結構ふざけたタイトルです・・

1冊目は重版を繰り返し、1万2,000部程売れました。一般的にはビジネス本で1万部を超えるとベストセラーと言われてますから結構売れた方の部類に入るのではないでしょうか。当時はこれで夢の印税生活が送れるかと胸躍りましたが結果的に印税は多分100万円弱(共著なので折半)くらいで夢破れる結果となりました(笑)

ただ、この本のお陰で大手金融機関から研修のオファーをいただくようになり、恐らく累計では1万人を超える受講者に受講いただき、売上も累計では10億円を超えるくらいの実績を上げることができました。基本この本に基づいた営業コミュニケーションスキルの研修を社会人1年生の新入社員からトップ1%の超優績営業パーソンまで幅広く研修をさせていただきましたが、この本や研修のお陰で営業の面白さや素晴らしさ、何より自身の業績アップに繋がり、今でもたまに10数年前の研修の感想を言っていただける方がいらっしゃいますので出版には印税収入には代えがたい嬉しさが書き手にもあるのです。

今では書籍からYouTuberの時代になり、稼ぎも桁違いの感がありますが、それでも書籍出版は自身をブランディングする上では有効なPRツールと言えると思います。

そして何より。

その本を読まれた方や、その後の講演やセミナーを受講された方で、少なくてもそれを契機に人生が好転したヒトが一人でも二人でもいらっしゃったとしたらとても意義あることではないでしょうか。

誰かの恩本になりますように

私自身も今まで沢山の本を読んできました。

苦しいとき、悲しいとき、悩んだ時、意気込んだ時。

人生の節目節目に出会ったヒトを恩人と言うなら、出会った本によって運命が変わることもあります。

そんな本は恩人ならぬ「恩本」と言います。

ワタシの人生でもそんな恩本と言える書籍がそれなりにあるのです。

今回は、このブログで綴ったワタシのガン体験シリーズが出版社の目に止まり、できるだけそのままで出したいという要望に基づき、若干の加筆修正とメソッド整理を行い出版と相成りました。

初版5,000部が全国の書店に並ぶ予定です。もちろんその後重版に次ぐ重版を重ね、夢の印税生活ができるくらいにまで売れることを期待しながらも(笑)元々ブログでカミングアウトした目的は、

 

末期ガン宣告の前と後で普段当たり前に「見えていた世界」はどう変わるのか。

世界中でガンと向き合い闘病中の方々に体験に基づく有益な情報の提供と励ましを提供できるかもしれない。

藁をもすがる末期がん患者が、シャワーのように降り注ぐ「がんに効く」「がんが治った」と謳う先進的治療、民間療法、サプリメント情報に対して何を信じどう取捨選択していけばいいのか。

これからガンにならないために日頃から留意しておくべき予防ポイントは何なのか。

本当に「まさか」の時に役に立つ生命保険、ガン保険商品はどんな商品か。

ガンと宣告されたご契約者に対し、心から喜ばれる保険担当者のフォローとはどういうものなのか。

もし自身や家族や恋人や大切な友人がガンになった時、その当事者にはどう声を掛けどうしてあげれば安心し、更に勇気が湧き自ら治そうとする意志を倍増させることができるのか。

等など・・

 

ガン宣告を受け治療と向き合ったヒトにしか理解できない立場で語ることで、ガン罹患者やそのご家族のお役に立てたり、保険業界ではたらく方々への参考になったりすればいいと思ったのが始まりでした。

その時は、本気で「死ぬかもしれん」と思いつつ、このまま自身が社会から消えていく不安と向き合いながらそれでも何かできることはないかと思って書き出したのが始まりでした。

決して滑って転んでもがきながら「これでもう一儲けしてやろう」なんて不純な動機を持つ余裕はありませんでした(笑)

なので。

一人でも多くの人の目に止まり、この本がガンで闘病中の方々やそのご家族に勇気や元氣を与え、これからの考え方や治療の参考にしていただければそれだけで本望です。

誰かの恩本になることを願ってやみません。

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既にAmazonでも予約が可能です。もちろん最寄り書店で買っていただければとても嬉しいです。

 

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