2020年5月1日に本ブログにて私が肺がんに罹患、それもすでに末期ガンであることをカミングアウトしてから早や143日が経過、それ以来本シリーズを22回(今回含めて)更新し、たくさんの方々にお読みいただきました。
また、このカミングアウトのお陰で本当にたくさんの方々から励ましの言葉やガン治療に関する情報をいただきました。この場を借りまして心より御礼申し上げます。
皆さま本当に本当にありがとうございました。
え?なぜ改まって今更御礼しているのかって?
そりは。
そろそろこの「肺ガンステージ4と向き合う」シリーズを終わりにしたいと思うからです。
お陰様で現在のワタスの表面的な体調は極めて良好です。まだ治ったかどうかは定かではありませんが、自身を末期ガンと定義付することからは離れてもいいような気がしたのです。主治医からはステージ4という末期ガン判定が変わることは無いと言われていますが、少なくとも自らネーミングした「マッキー・ホリイ」の「マッキー」というニックネームからは卒業してもいいのではないかと思い、今回から後3回くらいを最終章とさせていただきたいと思います。
その後このブログを更新するかどうかは未定です。
気が向けば「サバイバー堀井」「フェニックス堀井」「ケーリアン堀井」(計とエイリアンの造語・・)とか適当な異名にして妖しい新シリーズを書きたいと思います(笑)
前回は食事療法の「素材選び」について書きました。
人の身体は体内に取り込む「素材」によって出来上がっています。口から摂り込む水や食材、鼻から取り込む空気、皮膚から取り込む太陽の光等々。
特に水や食材については、見た目は同じで中味はわかりにくく、調理をすればその味付けによって素材が良いか悪いかはとても分かりづらくなってしまいます。もちろん何でも美味しくいただくことは重要ですが、末期がんの食事療法という観点からは人間の手で極力加工されていない自然の野菜や水にこだわりました。
そりでは最終章その①の始まりです。
僕は毎年5月頃に咲く庭のジャスミンの香りを嗅ぐことを愉しみにしていた。それが昨年からなぜか咲かなくなり、今年も一輪も咲かないままお生い茂った枝を支えきれずに幹が強風で倒れてしまった。仕方なく土から出ている何本かの幹だけを残して一か八かすべての枝を切り落とした。もはや土から棒のように何の木かわからない幹だけが出ている状態で、ここから枝が出て来てくれるかどうかは賭けだった。ただ、根っこから抜いてしまうことはしたくなかったのだ。
なぜ残したかったのか。
僕は数年前から四柱推命の勉強をしていた。僕の命式の柱は五行、「木・火・土・金・水」の「陰の木(草花)」だった。「草花」とは切られても踏まれてもメゲズに起き上がる根性と粘り強さがある命式。僕の命式は真夏(7月生まれ)の草花で本来は水をたくさんあげないと枯れてしまう運命にあった。
その自身の命式である草花とこのジャスミンが重なったのだ。10年以上前に元は鉢植えだったものを大きくなったことで庭の土に植え替え、更に大きく育って綺麗な花と香りを毎年届けてくれていたジャスミンがなぜか突然元気を失い、花が咲かずに風雨で倒れてしまった現実が自身の末期ガンという現実とシンクロしたのだ。
この丸裸になった幹から枝が出て、葉が生え、そして来年の5月にはまた白い花と香しい香りを届けてくれるなら、自分も同じように再生できるのではないかと思ったのだ。
それから毎日、僕は心を込めて水やりを続けた。
そして庭のジャスミンはどうなったのか。
約3週間後、茶色い枝から細い緑の枝が生えだしたのだ。そして間もなくその緑の枝からは生まれたての赤ちゃんのような瑞々しい葉が生えだした。その後は真夏の太陽の光と毎日の水やりというエネルギーを吸収しながらみるみる葉が伸びだした。
「これで僕も大丈夫かもしれない・・」
庭のジャスミンは、土という環境、太陽の光と水という栄養素、そして「元気になれ!」という想いの強さで完全再生したのなら、それは僕の身体にも当てはまると思ったのだ。そして更に奇跡が起こった。
枝を切り落としたのが7月2日。葉が生えだしたのが7月の末。それから先は凄いスピードで葉が生えだしていた。僕は7月の半ばから毎朝庭に出て瞑想を始めていた。その瞑想を終えたあとに庭のジャスミンに挨拶と葉の状態をチェックするのを習慣にしていた。
8月20日。
「おはよう。今日も元気かい?」
見るたびに新しい葉が生まれている。それを見るのがとても嬉しかった。ジャスミンが返事をしてくれることはなかったしもちろん期待もしていなかった。
ところが、ふと茂り始めた葉の中を見ると。
なんと、季節的に咲くはずがない白い花が一輪だけ咲いているではないか。
「ありがとう。お陰で元気になったよ!」
僕はその花はジャスミンからのお礼のメッセージだと受け取め、思わず眼がしらが熱くなった。
成長するためには、根や幹より大きくなった枝葉を思い切って切り捨てること。それが再生するためにはまずは必要なことだとジャスミンは僕に教えてくれた。
~続く(残りあと2話)~
バイオレゾナンス(生体共鳴)医学では、ありとあらゆる病気の原因は、
1.金属汚染(歯科金属、水や食べ物とともに摂取した金属)
2.潜在感染ウィルス(細菌、カビ、寄生虫)
3.化学物質汚染(シックハウス、食品添加物、残留農薬、環境ホルモン)
4.電磁波(放射能、ジオパシックストレス、パソコン、スマホ、ハイブリッドカー)
5.内因(精神的ストレス)
と言われています。もちろん上記を信じる人も信じない人もいるでしょう。
信じる前提に立ったとしても、日常生活の中でこれらすべてを廃除して生きていくことは不可能です。そう、日々私たちは身体と心に有害なものを取り込みながら生きているのです。これを極力取り込まない生活をしたければ、文明を捨てて山奥や離島で原始人のような自給自足の生活をする必要があるのです。ある意味新型コロナウィルスを契機に、田舎暮らしを始める人が増えているのも理解できますよね。
それでも私のようにガンになる人もいれば、ならない人もいます。その個人差の要因は何でしょうか?
ワタスは神でもなければ医師でもないのでわかりません(笑)多分恐らくですが、自分に置き換えると1~5まですべてが原因だと思います。その中でも一番は5.でしょうね。日々ストレスと闘いながら生きていたわけではありません。むしろ機嫌よく生きてきた方だと思います。それでも長年リスクと背中合わせにビジネスをしてきた中で無意識に蓄積していたストレスがあったのだと思います(これはまた改めて)。
そしてこの個人差を埋めるものは、感覚的には解毒力(毒を排泄する力)と免疫力ではないかと思っています。物質的な毒も精神的な毒(過度な精神的ストレス)も身体に溜めずに流す力があればいいのです。これはある意味イイモノを摂り入れるよりも大事なことではないでしょうか。
ワタスはなんでも結構溜め込んでから一気に捨てるタイプでしたが、振り返って思うことは溜め込む前に小まめに捨てる習慣を身に付ける方が結果ダメージは少ないと言う事です。ゴミでも書類でもコンテンツでもアプリでも内因的ストレスでもです。もちろんできるだけ悪いものは取り込まないに越したことはありませんが、適度なストレスは耐性をつけ、成長の力になることも事実です。このあたりのバランスもセルフマネジメントが必要ですし、信頼できるメンターを身近に持つこともお勧めですね。
ワタスはこの難局を乗り越えた時、結構良いメンターになれるような気がしています。今から受付ますので予約は早めにお願いします(笑)
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