告白。実はワタス、癌宣告を受けました。vol.19
告白。実はワタス、癌宣告を受けました。vol.19

前回の振り返り

「政治においては、最も重要なことは結果を出すことです。病気と治療を抱え、体力が万全でないということのなか、大切な政治判断を誤ること、結果を出せないことがあってはなりません。国民のみなさまの付託に自信をもってこたえられる状況でなくなった以上、総理大臣の地位にありつづけるべきでないと、判断しました。総理大臣の職を辞することといたします。」

 

安倍首相が辞任を表明されましたね。政策や実績には賛否両論があるとは思いますが、それでも長期間に渡り日本国の代表としてリーダーシップを発揮されてこられたことに敬意を表するとともに、心からお疲れ様と言わせていただきます。

皆さんはこの辞任会見を聞いてどう思われましたか?

ワタスの場合はつい今の自分事に置き換えて聞いてしまいました。特に「痛恨の極み」「断腸の思い」という表現はできることなら一生使いたくない言葉だと改めて思いました。もちろん立場の重さは段違い、桁違い、大違い、月とスッポン、天と地、雲泥の差という言葉を全部まとめてヒューロムのスロージューサーにぶち込んでできた生ジュースを一気飲みするくらいの差がありますが(意味不明・・)、それでもトップの引き際について思考を巡らせてしまったのですよ。「政治」という言葉を「経営」という言葉に置き換えれば、4月に末期ガン宣告を受けた自分の身の振り方と重なるのです。

「経営においては、最も重要なことは結果を出すことです。病気と治療を抱え、体力が万全でないということのなか、大切な経営判断を誤ること、結果を出せないことがあってはなりません。お客様や社員のみなさまの付託に自信をもってこたえられる状況でなくなった以上、代表取締役の地位にありつづけるべきでないと、判断しました。代表取締役の職を辞することといたします。」

宣告された当時はまさに自分の頭の中でこのセリフが頭をよぎりましたし、事実私がいなくても意思決定ができる体制に整えました。あれから4カ月以上が経過した現時点で、ワタスの容体が悪化していれば恐らく安倍首相のような決断をせずにはいられなかったことでしょう。

安倍首相の本心はわかりませんが、少なくとも今回の意思決定は、自分の命とパフォーマンスの低下を優先し、次世代の志高い政治家に日本の舵取りを信じて託したということです。すべての政治家がその想いを受け継ぎ、派閥とか与党とか野党とか関係なく日本の未来のために尽力していただくことを願ってやみません。

さて。

前回は分子標的薬タグリッソの量を半分にして再開、それに加えて生命保険の給付金を原資にして在宅治療にドライブをかけだしたところまででした。

告白。実はワタス、癌宣告を受けました。vol.18

それではvol.19の始まりです(極力文字数少な目を心がけながら・・)

朝食にこだわる

当然ながら口からいれるもので身体はできている。ガンが増殖しない、ガンが住みにくい環境を作るためには体質改善からということで食事療法を勉強するために数冊の本を買いこみ、自分なりにアレンジした。

・できるだけ精製されていないものを丸ごと(ホールフーズ)食べる。

・炭水化物は精製されていない玄米や全粒粉小麦などから控えめに取る。ブドウ糖はガンの餌。

・塩分(ナトリウム)の摂取はできるだけ控えめに。塩分はガン細胞周辺の微細環境を酸性に傾ける。

・タンパク質は大豆など植物性のものを中心に青魚、卵、たまに鶏肉。

・野菜や果物やキノコ類をできるだけ多くとる。旬の野菜を取り入れ、1日400グラムを目安に。

・脂質はアマニオイルなどのω―3やオリーブオイルなどω-9から取る。

・牛乳、ヨーグルト、バター、チーズなどの乳製品の摂取をやめる。特にチーズは最も血液を酸性化する。

・牛肉、豚肉は極力控える。加工肉は取らない。

・我慢し過ぎはストレスになるので逆効果。たまには自分へのご褒美メニューを食べる。

基本的にはガン細胞はブドウ糖をエネルギーに変えるので、その元を極力断つこと。甘い味付けは羅漢果糖で代用した。塩は味付けには極力使わず、減塩醤油少々と昆布やカツオで。ガン細胞はその周辺を酸性化することで住環境を整えるので血液を酸性化しないこと、つまりアルカリ化する食材を大量に摂取すること。

抗がん作用があるといわれている食材を積極的に摂取すること。それが生野菜に含まれる酵素(フィトケミカル)、キノコに含まれるβグルカン、もずくに含まれるフコイダン等。飽きないように旬の食材を積極的に摂り入れ、抗がん剤の副作用にも耐える免疫力をつけること。基本毎日食べること。

ゲルソン療法も取り入れる

人参ジュースは1日800~1000cc程度を飲んだ。これはゲルソン療法を参考にした。ゲルソン療法とは、ドイツのゲルソン医師が1930年に開発した治療法で、ガンを全身の栄養障害、代謝障害ととらえ、大量の生野菜ジュースや塩抜きの食事摂取を中心に治療していく食事療法。

多くの野菜が抗ガン作用を持っていることは知られているが、ゲルソン療法では特にニンジンジュースを大量に摂取する。栄養素をじゅうぶんに搾りだすために圧縮式の低速ジューサーも購入した。

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人参には抗がん作用のあるβカロチンとαカロチンなどの優れた栄養素が豊富にふくまれており、特にαカロチンは、βカロチンの2倍の抗ガン作用を持っていると言われている。発がん抑制効果はβカロチンよりもはるかに強く、また人参に含まれるカリウムは塩分(ナトリウム)を体外に排出してくれるらしい。僕は人参にも拘り、抗酸化作用が通常の人参の2倍あると言われる北海道の北見にある原谷農園から箱買いで仕入れることにした。

原谷農園→https://www.harayafarm.com/

人参ジュースには無農薬レモンを絞り、亜麻仁油と免疫力強化、細胞再生力があると言われる「ケイ素」をブレンドしたマッキーオリジナル人参ジュースに仕上げた。ジュースは身体を冷やすので良くないというアドバイスもいただいたが、基本常温で飲むこと、併せて暖かい味噌汁かスープも摂取することでカバーした。味はりんごやはちみつなどを入れなくても、砂糖が入っているのか思うほど甘くて美味しかった。

朝食は作ってから食べるまでに1時間以上の時間を要したが、起床時間を1時間早くし、通勤時間を無くした(在宅勤務)ことで時間が確保できた。昔のように毎朝の食事が時間に追われることもなく、リラックスしながら美味しく食べられることが嬉しく、そして植物の命を有難くいただくことで間違いなく僕の身体は快癒に向かっていく。そう信じ、新しい食習慣を続けた。

~続く~

理想的なクリニックの個人的希望

最近は病気になれば病院に行き、処方箋を貰って薬は薬局に行くというのが一般的です。昔は病院で薬を貰ってましたよね。この医薬分業にはメリットデメリットがあると思いますが、顧客(患者)の立場で言うと1つのところで医師もしくは薬剤師さんが丁寧に説明してくれてその場で貰い、お金を払う方が便利です。

これを拡大解釈すると、食事や睡眠などの生活習慣の改善も治療の一環と考えて実践するワタスのような人は、食材を仕入れに行くことも実は同様で、その時間コストもさることながら、そもそも何が身体に良いのかを自分で勉強して取捨選択する必要もあります。

なので、これからの病院は薬を処方するだけでなく、しっかりと栄養学や細胞学や心理学も学ばれた信頼できる医師もしくはチームが野菜を処方したり、音楽を処方したり、枕を処方したりもしてくれたらいいのにと思うのですがどうでしょうか。そのクリニックの中で野菜や果物や枕やアナログのレコードなんかも販売されているのです。

「じゃあ今日は、2週間分のニンジンとレモン、それに旬の子持ち鮎と梨を処方しておきます。調理の仕方は後で栄養士に聞いてくださいね。それと今活きの良い鈴虫もいますからこれも付けましょう。あ、これは食べちゃ駄目ですよ(笑)ちゃんと虫篭にいれて心地よく聞きながら22時までにぐっすり休んでください。ちゃんと毎朝瞑想もしてくださいよ。今のあなたに合うマントラとスートラも処方してありますから。そしたらあなたのガンは3カ月もあれば治るでしょう。」

これが治療目的ということで保険適用されれば更に嬉しいですけどね。長期的に考えればそれでも医療費は削減できると思うのですがどーでしょうか(笑)

 

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