告白。実はワタス、癌宣告を受けました。vol.12
告白。実はワタス、癌宣告を受けました。vol.12

前回の振り返り

新型コロナウィルスの感染者が全国で広がり始めました。特に東京では連日の200人越えです。それに加えて九州では大雨特別警報が発令され、熊本では甚大な被害が発生しています。

被災者の方々におかれましては心よりお見舞い申し上げます。

ウィルスも自然界に太古より存在しているものですから広義には自然災害に分類されてもおかしく無いとは思いますが、この複合災害により日本は未だ死への不安や経済への不安から解放されません。

この2つの脅威に相関関係はないのでしょうか?

例えば、大雨特別警報は『数十年に一度しかない、これまでに経験したことのないような大雨』という定義ですが、なぜか毎年のように発生しています。この原因を地球温暖化によるものという説があります。過去2000年の気温変化を見てみると、誤差(薄青部分)はあるものの、2000年前から産業革命以前までに1℃未満のゆっくりとした気温変動があったことが分かっています。これは定期的に繰り返される日射量変動(太陽活動の変化やミランコヴィッチサイクル)が原因と考えられていますが、20世紀後半(産業革命が始まった1750 年以降)からの急な気温上昇は、この日射量変動では説明できないそうで、主に二酸化炭素などの温室効果ガス濃度の増加によって引き起こされた、とIPCC(気候変動に関する政府間パネル)や世界の研究者は考えていいるようです。

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この「温室効果ガス濃度の増加」が人類の経済発展の副産物だとするならば実はここ数年毎年発生する自然災害は人災と言ってもおかしくないのかもしれません。因みに人体には毎日ガン細胞が産み出され、それを免疫細胞が退治してくれることでガンが発症しない状態を作ろうとするメカニズムがあります。地球を1つの生命体とするならば、急激な気温上昇を抑制するためにコロナウィルスという免疫細胞が発動し、経済発展の元を押さえようとしているという見方もできます(もちろん私の勝手な憶測であり、コロナウィルスにより亡くなられた方々には心よりお悔やみを申し上げます)。いずれにせよ、過去の常識を見直し、新たな価値観を創造する機会と言えそうですね。

前振りが長くなりました。withコロナとwithキャンサーの両立を模索中@マッキー堀井です。

前回は在宅ワークをしながら在宅治療をすることを社内会議で決め、社内周知の後には一般開示まですることを選択し、いよいと抗がん剤である分子標的薬「タグリッソ」を飲み始めたところまででした。

告白。実はワタス、癌宣告を受けました。vol.11

では、vol.12の始まりです。

再び不思議な住職の元へ

まだ社内周知はしていなかったが、折しも新型コロナウィルスの感染状況が深刻化してきたことにより、東京においてはテレワークの実施、京都本社も3密を避けるためのレイアウト変更をしたタイミングもあり、僕の在宅ワークは比較的目立たない形でスタートした。今までも出張をしない週は無かったので、「会長(社長)はまたどっかに出かけているんだろう」くらいの見方をされていたはずだ。

しかしながら、実際には僕の日常生活は一変した。平日に会社に行かない日々が始まったのだ。平日に外食もせず朝昼晩と3食を家で食べるという体験はかなり違和感があった。けれども、今回だけは命に係わることだけに、全ての生活習慣を見直さないわけにはいかなかった。

週末には、以前ガンを消してもらおうとお願いしに行った不思議な住職がいるお寺に出かけた。その時に、

「このガンは50歳くらいからあったなぁ。去年の暮れくらいから急に大きなったな。また結果報告に来たら改めて祈祷したるさかいに。」

と言われていたからだ。3月14日に初めて行った日は小雨交じりの肌寒い日だったが、今日(4月11日)は春らしい暖かい日だった。まだ桜も咲いている。順番までの時間に広いお寺の敷地内にあるご本尊やお地蔵さんにお参りをしておいた。

順番が回ってきた。相変わらず笑顔の中の鋭い眼光。護摩行の末に培われた能力なのか生まれついての能力なのかはわからないが、ただならぬ雰囲気は変わらなかった。

「どやった?」

「ご住職の言われた通り、肺腺癌でした。」

「そやろ。」

「転移もしてました。」

「そうか。けど・・(身体を見据えながら)・・死ぬようなもん違うわ。あんたはこんなんでは死なん。えーか。病気と寿命は別もんやで。そやけど治療はせなあかん。」

「はい。」

「えーか。けど病は気からや。気からやで。気で負けたらあかん。気で負けて自ら命絶つようなことしたらあかんで。そやなかったら大丈夫や。」

「はい。肝に銘じます!」

「このお札あげるから、前のは布団の下、これは病院行くとき一緒に持っていき。それから祈祷はするか?」

「はい。お願いします。」

「そしたら受付で手続きしぃ。」

「ご住職、治療には時間はかかりそうですか?」

「そやなぁ、ちょっとかかるかもしれんなぁ・・」

「そうですか・・」

普段の会話なら、「ちょっととはどれくらいですか?」と深堀りしていくのだが、それが1年とか2年とか5年とか長い期間を言われたら逆にモチベーションが下がると思い、これ以上は深堀をせず、自身では半年くらいと勝手に決めることにした。

「なんかあったらまた来なさい。」

「はい、ありがとうございました!」

僕は内心、なんかあったら行くのではなく、今度はガンを寛解させてからお礼に伺おうと心に誓い、ご祈祷をしてもらって帰路についた。

一変した日常

主治医からは、ただ治療はタグリッソを飲むだけで日常の生活は何も変える必要はないと言われたものの、自分の中では納得していなかった。まずは末期ガンを克服した体験的書籍を数冊買いこんで、その考え方や手法を学ぶことにした。その内容を参考にしながら、自分で取り入れることは何でもやろうという考え方だ。

食生活も、睡眠時間も見直すことにした。睡眠は今までは1時~7時のほぼ6時間。自分の中では最低6時間は確保しようと意識していたのだが、それを睡眠時刻は22時を目標に遅くても23時までには寝ることにした。食事には、以前からかなり気を使っていたつもりだ。それでも今回のようになったことはまだ不足していたことだろうと判断し、更に気を使うことにした。

民間療法のジャンルに入る治療法も極力摂り入れることにした。体質改善策として、水は「小林の水」Only。浄水器の水もペットボトルの水ももちろん市販のジュースやお茶もすべて断つことにし、1日最低2リットルを飲むことにした。それもすべてA社長から紹介された水素水生成器にした上でだ。「水素」が活性酸素を除去し、ガンに効果を発揮するということで、飲むだけではなく水素吸入器や水素風呂発生器も購入した。一説によると、「活性酸素は1 日に細胞あたり約10 億個発生し、これに対して生体の活性酸素消去能力(抗酸化機能)が働くものの活性酸素は細胞内のDNAを損傷し、平常の生活でもDNA 損傷の数は細胞あたり一日数万から数10 万個になる」らしい。これがガン細胞を発生させ、増殖させる原因にもなり、それを水素で消去するというロジックだ。恐らく、ガンになったということは自ら発生させていた悪玉活性酸素による遺伝子変異を正常に戻す力が足りなかったことだろうと推測し、どうせなら水素を飲むだけでなく、肺から吸う事と、皮膚からいれることで更に活性酸素を食い止めようと思ったのだ。

そして何より大切なことは、心の持ち方だと思っていた。今までは24時間仕事のことが頭から離れず、無意識や夢の中にでも仕事のことが離れなかったことで潜在意識にストレスが蓄積していた可能性がある。これを解き放つ必要性を感じていた。ある意味これが一番の課題のような気がしていた。治療だと思い、極力仕事のことは考えないようにした(けれどもどうしても考えてしまう)。深呼吸で深く息をすることを心がけ、改めて瞑想もすることにした。

昼間からテレビを観るようなことは今までなかったが、どのチャンネルもコロナ感染のことばかりを特集している。巷では在宅ワークがスタンダードになっていたのでその誰しもが昼間から情報番組を観ているのかもしれない。コロナウィルスに感染しないためには、とにかく3密の徹底と、免疫力を付けることが重要だと専門家の意見は共通していた。

僕は、コロナウィルスはもちろんのこと、抗がん剤の副作用を発症させないためにも兎に角自己免疫力を上げようとあらゆることに取り組みだしたのだ。

4月17日。タグリッソを飲み始めて11日目。

その努力の甲斐もなく、僕の容態は急変した。

~続く~

末期ガンを宣告された時の心得(個人的見解)

末期ガンを宣告された時の心得とは何か。ガン関係の情報は巷に溢れていますが以外にこの辺りは沢山というほどの情報はありません。もしあなたが私のように突然末期ガンを宣告されたら、まず何から始めますか?

因みに国立がん研究センターのサイト「がん情報サービス」(https://ganjoho.jp/public/support/moshimogan/moshimogan01.html)には、「もしも、がんと言われたら」というタイトルで以下のように記されています。

『がんと告げられるのは衝撃的なことで、心に大きなストレスをもたらします。病名を耳にした後の数日間は、「まさか自分ががんのはずがない」「何かの間違いに決まっている」などと、認めたくない気持ちが強くなる人がほとんどです。これは、大きな衝撃から心を守ろうとするごく自然な反応です。悲しくて涙が出たという人もたくさんいます。

「なぜ、自分だけがこんな目に遭わなければならないのか」「私が何か悪いことをしたのか」など、怒りを感じることもあるかもしれません。また「食生活が悪かったのではないか」「仕事のストレスのせいだ」などと、自分を責める人もいます。しかし、多くのがんの原因は解明されておらず、がんになりやすい性格なども証明されていません。がんになったのは、決してあなたのせいではありません。しばらくは、不安や落ち込みの強い状態が続くかもしれません。眠れなかったり、食欲がなかったり、集中力が低下する人もいます。そんなときには、無理にがんばったり、平静を装ったりする必要はありません。誰とも話したくない時間や、一日中布団をかぶって寝ている日があってもいいのです。大きな衝撃を受けながらも、今あなたが生きていること、そのことこそがかけがえのないことなのです。

心配を掛けたくないという思いから「とにかくつらい」「がんになってしまって悔しい」といった気持ちを話すことをためらう方もいますが、大切な人にこそ、まずは話してみましょう。家族や親しい友人などにつらい気持ちや不安を吐き出すことで、落ち込んでいる気持ちが少し軽くなるかもしれません。身近な人に話すことが難しいときには、全国のがん診療連携拠点病院に設置されているがん相談支援センターのスタッフに話を聞いてもらうのもよいでしょう。電話でも、あるいは直接会って話すこともできます。』

私の場合はどうだったかと言いますと、上記に当てはまるところと当てはまらないところがあります。因みに宣告されたときに涙はでませんでした(笑)もちろん不安や落ち込みはありましたし、「これは死ぬかもしれない」なと流石にビビりました。うつ病になる方も多いと聞きますが今のところその傾向はありません。上記には「あなたのせいではありませんので自分を責めないように」と書かれていますが、私的には自分のせいだと思いました。原因はわかりませんとも書かれていますし、恐らく事実誰にもわからないような気もしますが、私はそれを追求したいと思いました。そこを腑に落とさないと治らないような気がしたのです。

極端に落ち込まなかった原因は明確にわかっています。それは家族をはじめ、親しい友人や仲間たちに精神的に支えられていたからです。妖しい住職が「あんたは死なん」と太鼓判を押してくれたことも大きな要因かもしれません。そこは上記のアドバイスは的を得ており、隠そうとはせずに大切な人にまずは報告、相談すべきかと私も思います。

その上で、まず私が取った行動の1つは、ガンというものを知ることでした。私はガンを敵とは見なしていませんが、表現的には孫子の兵法にある「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」です。ガンという「彼」を良く知るためにまずは書籍やネットから勉強をすることでした。もちろん主治医の処方をベースにはするものの、その主治医から得る診療時間約5分の情報では余りにも足りなすぎます。無知なまま主治医から言われることのみを素直に聞くだけという選択もあるかもしれませんが、自分が納得でき、やれそうなことは兎に角摂り入れたかったのです。

で、まずは手始めに数冊を買い込んで読むところから始めたのですよ。極力偏らないように民間療法や代替え療法を否定している本も併せて読みました。

ガン発症のメカニズムは和田Dr.の書籍にも詳しく書かれていますが、共通するものもあれば少し違う見解もあるようです。因みに、「自然に治る生き方」では劇的寛解を遂げた方々に直接インタビューした筆者がその項目を以下の9項目にまとめられています。

①抜本的に食事を変える

②治療法は自分で決める

③直感に従う

④ハーブとサプリメントの力を借りる

⑤抑圧された感情を解き放つ

⑥より前向きに生きる

⑦周囲の人の支えを受け入れる

⑧自分の魂と深くつながる

⑨「どうしても生きたい理由」を持つ

詳しくはまたの機会に譲りますが、心得としては、

①信頼のおける親しい人に伝えることで精神的ショックを極力緩和すること。

②ガンに対する基礎的な知識を自ら学ぶこと。

③学びの中から自らで治療方針を決めること。

④希望を持って実践すること。

⑤チェックして貰えるメンター、セカンドオピニオン、サードオピニオンを持つこと。

でしょうか。医師でもない私が言うのもおこがましいですがガン当事者としてこの辺りも追い追いブログで公開していきますね。

 

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