メントール。心がくじけそうになった時に浮上できる魔法の言葉とは。
メントール。心がくじけそうになった時に浮上できる魔法の言葉とは。

「It’s a piece of cake!」(楽勝だよ!)

仕事でミスをした。
企画会議でダメだしされた。
上司から厳しい叱責を受けた。
ノルマが達成されそうにない。

僕たちに降りかかる、日々のこうした出来事。気分が落ち込んだり、自信をなくしてしまったり・・そんなときにも、「それはちょうどいい」と唱えるんです。そしてそのあとに「じゃあ、〇〇をしよう」と付け加えること。上司から厳しい叱責を受けたとき、「それはちょうどいい。同じようなトラブルを起こさないよう、上司や仲間とのコミュニケーション量を増やして、指示の意図をつかめるようにしておこう」と続けるのです。因みに、「宇宙兄弟」のエピソードの中でも、「それはちょうどいい」と同じような魔法の力を持った、とても素敵な魔法の言葉が登場しています。それが冒頭の「It’s a piece of cake!」(楽勝だよ!)という言葉です。強がりでも虚勢を張るのでもなく、「それはちょうどいい」と声に出すと、目の前のハードな出来事さえも一旦受け止めることができます。「楽勝だよ」と声に出すと。「じゃあどうしようか?」というアイデアが浮かびます。~「宇宙兄弟 完璧なリーダーはもういらない」から抜粋~

 

こんばんわ。満身創痍@ケーホリーです。

体調を崩してしまいました。咳が止まりません。でも・・

「It’s a piece of cake!」

腹筋を使い過ぎてこの歳でシックスパックになる勢いです。毎週の加圧トレーニングでもここまではなりません。怪我の功名です。でもこれを機に、今にも増して健康管理には留意して咳き込まなくてもシックスパックを維持するバディにしよう(笑)

そんな体調の中・・・

月曜は年に一度の株主総会でした。弊社は純粋持ち株会社ホロスホールディングス傘下に4つの事業会社と1つの準備会社があるので都合6社の株主総会を執り行ないました。

火曜は土地バンクリース会社の営業会議から厚労省と保険業界団体との打合せで東京出張。木曜は今週二度目の東京出張で商談と新入社員向けのオリエンテーション研修と関東財務局への表敬訪問。夜は会食しながら若き億男への運用相談。

金曜はシステム会社の営業会議に社内のリーダー向け研修、からの月次恒例懇親会。深夜に帰京。

こんな行ったり来たりの生活をもう10年以上続けています。

あ、もちろん全然愚痴でもなんでもありません。まだ使われる命(使命)があるというだけで光栄であり倖せです。

ところで。

リーダー向けの研修では、「メンタリングマネジメント」を中心に運を引き寄せる妖しいコンテンツをブレンドしたプログラムで5名を対象に行いました。ここで言うリーダーとは役職上の管理職ではありません。日常業務の中で後輩を含むメンバー数人とチームで仕事を進める社員たちです。リーダーの定義も色々あるとは思いますが、敢えて言うなら。

「メンバー一人一人の無限の可能性を引き出し、企業の生産性を最大限に高めるマネジメントを行う人」

という感じでしょうか。また、メンタリングマネジメントのメンタリングとは、

『トロイア戦争後のオデェッセウス(Odysseus)王の流浪を歌ったホメロス (Homer)の叙述詩『オデュッセイア(The Odyssey)』の登場人物である「メントール(Mentor)」という男性の名前にその語源があります。このメントールという男性は、オデュッセウス王のかつての僚友であり、王の息子テレマコス(Telemakhos)の教育を託された賢者でした。メントールは王の息子にとり、良き指導者、良き理解者、良き支援者としての役割を果たした人物のことです。この由来に基づき、メントールが、英語では、メンター(Mentor)と言われるようになりました。ギリシャ時代の伝説では、メントール(後に英語でメンター)は王の息子にとっての良き指導者、良き理解者、良き支援者としての役割を果たした人物として伝えられており、帝王学や人を導き、指導・支援するスキルが、語り継がれて、現代ではメンタリングと言われるようになりました。その指導法・支援法は、古代ギリシャ時代からの大きな課題であり、歴史が古いからと言って、中身が古臭いことを意味しません。現代では、正に必要とされる普遍的な部分を指しており、昔から語り継がれたものを集大成し、権威を示して従わせるより、人間力を重視した支援型のリーダーシップ手法の集大成とも言えます。』

というものです。実はワタスはこのメンタリングマネジメントの使い手「メンター」の端くれです。長きに渡り滝行や百日回峰等の荒行を繰り返し、てきたわけではありませんが(笑)それなりのお勉強と自社での実践により「指示命令をしない支援型のマネジメントスタイル」をそれなりに確立させてきたつもりです。そのメンタリングマネジメントの要諦は、社員を依存型人材でなく「自立型人材」に育てること。

 

そしてそのメンターになるために必要なことは、「見本、信頼、支援」。まずは何より自らが「見本」となること。部下は上司(リーダー)の一挙手一投足、意識無意識を常に見ています。その日頃の行動を見て部下はやる気になるかやる気を失せるか決めているのですよ。色んな場で言うのですが、営業は「恋愛」でマネジメントは「結婚」だと。営業は顧客との時間だけ自分の良いところだけを見せればそれで成立しますが、マネジメントは日常業務の接点が多い分、自分が常に意識していない無意識の言動や行動まで知られるところになります。恋愛時代はよかったけれど結婚してから「こんなはずじゃなかった」と失望することがよくありませんか(笑)

そして、「信頼」とは、部下の成功を100%信じきるということです。部下の成功を100%信じ切った時、初めて部下はやる気をだすのです。「こいつはダメな奴で成長は見込めないな・・」と思いながら指導をしていても部下はいつまでたってもやる気にはならないのです。

「支援」は、相談に乗る、助言する、励ます、誉める、任せる、叱る、等々。この中でも大事なことはエンパワーメント(権限委譲)することです。任せることは勇気が伴います。クレームになるリスク、仕事が停滞するリスクもあれば、逆に自分の仕事が無くなる不安や存在感を喪失する不安もあります。それでも任された側は、意気に感じてその業務にチャレンジし、それを乗り越えて成長していくのです。もちろんこの依頼者(リーダー)が見本、信頼の実践者であればあるほど、そのエンパワーメントに対して本気でチャレンジしてくれるのです。

得るものを変えるためにはまず与えるものを変えること。他人を変えたければ、自分を変えること。人を育てたければ、自分が育つ姿を見せること。目の前にどんなことが立ちはだかろうと、「It’s a piece of cake!」(楽勝だよ!)です(笑)

 

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