61歳。俺の誕生日宣言を聞いてくれ。
61歳。俺の誕生日宣言を聞いてくれ。

生存競争の神秘

遡る事60年前の1958年7月27日午前4時30分に俺はこの世に生を受けた。元々せっかちな性格なのか予定日より60日程早く生まれ、そのお陰で暫くの間保育器という狭い世界の中で閉じ込められて生活していたらしい。

そのせいか狭い部屋は嫌いだ。出張先のホテルでは朝ごはんが付いていなくても広い部屋を優先するのはその時のトラウマかもしれない。

それでも俺はラッキーだ。わずか100年ちょっと前、もし俺が明治時代に生まれていたらとっくに寿命で死んでいたはずだ。更に戦国時代なら当時百姓侍だった俺は馬に乗った武将に鍬で立ち向かいあっさりと刀で袈裟切りにされて死んでいたはずだ。更に更に石器時代なら洞穴から出て野糞している隙に背後からティラノザウルスに襲わればりばりと食べられそしてウ〇コになって大草原に放り出され糞ころがしの餌になっていたに違いない。

要するに。

早すぎず遅すぎずこの時代にこの国この地このタイミングでこの親から生まれてきたから今ここにいるということだ。

射精1回に精子が1億から4億。うち子宮径に到達するまでに99%が死滅する。卵子に入り込めるのは基本たった1個。この間わずか数10分。その確率は最大で約4億分の1。それも排卵のタイミングが合わないと受精すら叶わないのだ。

年一の褒め殺し

今日27日は台風接近の大雨の中朝5時半に起床してゴルフに出かけた。もちろん記念すべき日に念願の100切りを達成するためだ。

そして結果は。

 

またアカンかったんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(号泣)

 

風呂上りに涙でかすんだiPhoneの画面を見てみるとLINEとMessengerとfacebookがやたらに賑わっていた。そうか。俺みたいなロートル野郎にもお祝いのメッセージをくれる奴らがいるのかと思うと悔し涙がうれし涙に変わった。

『いつまでも素敵なkeiさんでいてくださいね。

いつまでも面白い堀井さんでいてくださいね。

いつまでも若々しくてイケてる社長でいてくださいね。

61歳の1年もオモシロカッコイイ姿を見させていただきます。

引き続き年齢不詳の元気で神出鬼没な会長でいてください。

益々笑いと愛に溢れた人生を駆け抜けてください。』

こうして改めて文字にして表現されると例えお世辞でも嬉しさが込み上げ倖せな気持ちになるものだ。この感情は恐らく誰にでもあるはずだ。ならば誰かの誕生日には同じように暖かいコメントをプレゼントしてやろう。

そういえば。

初めて名刺交換し会話するビジネスパーソンで俺より年上はほとんど存在しなくなった。ただ俺は見た目は詐欺師のように若く見えるので初対面では上から目線で話し始める奴もそれなりにいて、「いくつですか?」と聞かれて「イヤー実は言うのも恥ずかしいのですが、もう還暦すぎているんですよ・・」とカミングアウトすると、「エエッ!」と一様に驚き、その後は話し方が丁寧語に変わる。

こうなったら80歳になっても初対面で上から目線で話される男になることを夢にしてやる。

どうだ。でっかい夢だと思わないか?

夢はでっかく根は深く

かの有名な会田みつをの詩だ。

「今はまだゴルフは100も切れないくらいへっぽこゴルファーだが80歳を目標にエイジシューター(80歳なら80で回る)になってやる。」

なんて夢を立てたとしてももちろんいきなり上手くなるなんてことは有り得ない。今アベレージが仮に100だとすると20年がかりで1年に1打ずつ減らしていけば80になるという計算だ。つなり何が言いたいかと言うと、夢がデカければデカい程、地道な成長へのステップが必要だということだ。一夜にして夢が叶うのは宝くじかアニメの世界くらいなもので現実はスポーツもビジネスも同じだ。

木が意志(夢)を持って上に上に伸び、更に横に横に枝葉を広げて大樹となるとどうなるか。その大樹のお陰で地球に酸素が供給され、小動物や鳥や虫たちの生息の場となり、落ち葉は土を肥やし新たな命を育むベースを作りだす。

つまり。

大樹になること(でっかい夢を叶える)は結果世のため人のためになる領域が広がるということだ。そしてもちろん大樹はその大きさを支えるために同じくらい、いやそれ以上に地に根を張らなければその大樹を支えられないということなのだ。

根とは何をさすのか

ではでっかい夢を叶えるための「根」とは何か。

君が大樹の如くでっかい夢を持ち、その夢を本気で叶えたいとしたらそれに見合うだけの根とは何をイメージするのか。

ずばりそれは心身の健康と人からの信用とそれに付随する人脈と情報、そして大樹になりたいという強い意志が「根」ではないだろうか。

俺の場合はとりわけ健康が大事だ。歳を重ねるごとに健康はまさにプライスレスだと実感する。例えお金が無くなったとしても腎臓や肝臓や眼や声帯を10億で売ってくれと言われても断るだろう。

最後に

昨日無事61歳の誕生日を迎えることが出来ました。昨年の還暦の時ほどの感慨はありませんが、それでもたくさんの方々からお祝いや暖かいメッセージを頂戴し、とても嬉しく有難く、この場を借りまして改めて御礼を申し上げたいと思います。

「カッコいい」は万人が嬉しい誉め言葉です。

「若々しい」は年を取れば取るほど嬉しい誉め言葉です。

「面白い」は関西人には最高の誉め言葉です(笑)

別にこれだけを価値観にして活きているわけではありませんが、これから幾つまでこの誉め言葉をいただけるかは恐らくワタスの健康のバロメーターだと思っています。

人生100年時代ですからヘルスケアと運次第ではあと40年くらいは生きるかもしれませんが、むしろ健康寿命が平均寿命の10年手前にありますから、そちらをいかに延ばすかの方が重要です。

人生の折り返しをとっくに過ぎて終盤を迎えようとしていますがそれでもこのままなだらかに幕引きをしていこうとは思っていません。

落語を始めたのは8年前の53歳の時でした。四柱推命の勉強は59歳。因みに起業は42歳。サーフィンを始めたのは43歳。お金を貰っての研修講師デビューも43歳。そう思うとワタスの人生はかなり遅咲きのスロースターターです。まだ40そこそこで人生を悟ったように惰性で活きている人がいれば、これからが本番だと言いたい。40代は鼻たれ小僧、50代でも若造です(笑)

これからも夢に向かう途上で挫折や屈辱を味わうこともあるでしょう。でもそれもこれもギャグに転換しながら前進していく所存です。

では最後に毎度おなじみの誕生日宣言をさせていただきます。

「年齢不詳、歳不相応、身心健康ちょっとアホ、シゴトは控えめアソビは全力、渋くて可愛く、ヤンチャで真面目、エロくてお洒落で、妖しく爽やか、こんな活き方をしたいと憧れられる支離滅裂の61歳を目指したと思います(笑)」

決してキャバクラではなく新入社員の歓迎会です

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