経営者が最もモチベーションが上がる社員からの言葉とは。

今週は新潟で仲間(保代協メンバー)の代理店ライフアシスト(以下LA)さんの創立10周年記念のイベントがあり、来賓としてご招待していただきました。

因みに起業して10年続く企業はどのくらいあるのでしょうか?

少し古いデータではありますが2005年度版の中小企業白書の開業年次別事業所の経過年数生存率によると、創業10年後に会社が生存している確率は約36%。なお、この中小企業白書では年々この生存率は下がっていると指摘されていますので、今では3割程度かもしれません。

これが更に生存しているだけでなく、成長し続けている企業となるとかなり低くなるでしょう。LAさんはその中でも10年で地域密着型経営で急成長された来店と訪問を両立されたハイブリッド型乗合代理店。ワタスは今回メインベントでの祝辞から祝賀パーティ、社員さんのみ参加される二次会、役員さんたちとの三次会とお付き合いをさせていただきました。特に二次会では初対面の社員さん数人と話す機会がありました。

とても印象的だったのはその社員さんたちがとても素直で明るく元気がいいこと(特に女性)。自社のことは中々客観的に判断するのは難しいものですが、他の企業さんの社風は社員さんと接すればだいたいわかるものです。そしてだいたいは社長の人柄やマネジメントのスタイルが反映している場合がほとんどではないでしょうか。指示命令がきつく上意下達的マネジメントの強い経営者の組織では中間管理層にまでそのスタイルが波及していて、どこか萎縮していたり閉塞感が伝わるものです。

お酒も入り、ざっくばらんな会話の中で社員数名から聞こえてきた言葉で、最も経営者がモチベーションの上がる、ある意味経営者への最高の褒め言葉がありました。その言葉とは、

「社長、私この会社が大好きなんです!」

という言葉。素晴らしい会社であり素晴らしい社員さんであり、素晴らしい社長さんですね。少なくとも僕はこの言葉を社員から聞くと何が何でもこの会社を潰すわけにはいかない、もっと成長させてこの会社が大好きな社員たちにもっとやりがいや働き甲斐のある会社にしていきたいと思うのです。もちろん社員の価値観は一つではありません。会社へのロイヤリティより、仕事そのものが大好きな人もいれば、収入や福利厚生など労働条件に魅力を求める人もいれば規模や安定性で帰属する人もいるでしょう。でも強い組織になるには「社員が会社を大好きになってくれるにはどうすればいいのか」を追求することではないかと思うのです。その為には「好きな社員にはなぜ好きなのか」嫌いな社員には「どうすれば好きになるのか」に経営者が耳を傾けることではないでしょうか。また、はっきりとした理由はなくても「何となく」とか「好きに理由はいらないでしょう」なんて答えでも全然OKです。そもそも人間は感情が先行して理由なんて後付けの場合の方が多いものだからです。顧客視点でも、直接顧客がコミュニケーションするのは社長ではなく社員であることが圧倒的に多いもの。どうせ買うなら自分の所属する会社が大好きな社員から買いたいと思うのが人情というものではないかと思うのです(もちろん価格にしか興味のない人もいますが)

ではこれが企業の生産性と結びつくかどうかということです。会社を好きな社員が多い会社=生産性の高い会社であれば理想です。会社を好きな人は会社の中で自分の居場所が確保されていて自分を曝け出すことができているのではないでしょうか。この解へのヒントにグーグル社の研究分析があります。

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「世界中で最も働きたい会社と言っても過言ではないグーグル社では、社内における成功の法則を分析したところ、そのカギは「心理的安全性」だったといいます。「他者への心遣いや同情、あるいは配慮や共感」といったメンタルな要素の重要性だった。つまり成功するグループ(チーム)では、これらの点が非常に上手くいっているというのだ。それは、社員一人ひとりが会社で本来の自分を曝け出すことができること、そして、それを受け入れるための「心理的安全性」、つまり他者への心遣いや共感、理解力を醸成することが、間接的にではあるが、チームの生産性を高めることにつながる。」(現代ビジネスより抜粋:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48137

どうやら生産性の高い会社=心理的安全性の高い会社=会社が大好きな社員が多い会社という三段論法?が成り立つようですので、弊社を50年、100年、1000年と続く会社にするためにも、何はともあれ会社が大好きな社員だらけの会社にすることを目標にしてまずは目先の20年をクリアしていこうと思います。

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